9) 尿および糞便を用いた代表的な臨床検査




尿および糞便を用いた代表的な検査値は、尿pH、尿タンパク、尿糖、便潜血です。


尿pH検査では、尿の酸性・アルカリ性を調べます。

pHが酸性の時には、痛風などが疑われます。

pHがアルカリ性の時には、尿路感染症が疑われます。
細菌や膿が尿に混じり、アルカリ性となります。


基準値
尿pH: 5.0~7.5前後 弱酸性


尿タンパク検査では、尿中に漏れだしたタンパクを調べる検査です。
腎機能の障害がおきると、尿中にタンパク質が漏れ出します。

そのため、尿タンパク質が検出されると、尿路感染症や腎炎などが疑われます。


基準値
尿タンパク: (-)


尿糖検査では、尿中に漏れでたブドウ糖を調べる検査です。
血液中のブドウ糖の量が一定の限界(血糖値で160~180mg/dL程度)を超えると、尿中に糖が漏れでてきます。

尿糖が検出されると、糖尿病が疑われます。


基準値
尿糖: (-) 


便潜血検査では、便に血液が混入しているかを調べる検査です。
十二指腸や小腸、大腸などで出血が発生していると、便に血液が混入します。

基準値
便潜血:陰性
※陽性なら、再検査