3) ネフローゼ症候群の病態生理、治療薬、注意点




ネフローゼ症候群とは
高度のタンパク尿により、低タンパク血症を来す状態の総称です。

臨床的には
むくみ(浮腫)が認められます。

原因はさまざまな腎臓の病気により引き起こされます。


ネフローゼ症候群は
大きく腎臓自体の病気が原因である
一次性(原発性)ネフローゼ症候群と
糖尿病性腎症などの全身の病気に付随した症状としての
二次性(続発性)ネフローゼ症候群に分類されます。


一次性ネフローゼ症候群はさらに
腎臓のどの部分が障害をうけているかによって
微小変化型ネフローゼ症候群、膜性腎症などに分類されます。

これらの分類は、腎臓組織の生検により行われます。

微小変化型が主な原因であり
このタイプはステロイドによく反応することが知られています。


ネフローゼの治療薬は
ステロイドの他、むくみに対する利尿薬や
ジピリダモール(高用量で、タンパク尿減少作用がある。)
スタチン、ACE阻害剤、免疫抑制剤などが用いられます。