2) アナフィラキシーショックの病態生理、治療薬、注意点


アナフィラキシーショックとは、即時型アレルギー反応の重症型で、血圧低下などの循環器症状を伴うもののことです。

食物摂取、薬物摂取や、ハチ毒などで引き起こされます。抗原侵入後、早ければ1分以内にショック症状が起きるという、早い反応が特徴です。血圧低下、咽頭、気管の浮腫などによる呼吸困難などが見られます。

抗原を避け、気道確保、血管確保の後、アドレナリンの皮下注、筋注で治療します。また、呼吸困難など気道閉塞症状改善を目的として、アミノフィリン水和物を静注で用います。

※ IgE 抗体を介さず、肥満細胞に直接市議気が加わったり、補体成分そのものの直接作用により症状が引き起こされる場合は、アナフィラキシー様症状とよび、アナフィラキシーショックとは区別します。




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