1-1 4) 共役や共鳴の概念





共役→ニ重結合と単結合が交互に連続している部分のことです。

共役二重結合(二重結合と単結合が交互に連続する部分)が
連続する構造を持つ物質を含んでいるものと
その物の色には深い関係があります。

具体例として、ビタミンAの前駆体として知られ
人参に含まれるβ-カロテンは、長い共役構造を持っています。
β-カロテンは、光の吸収帯が赤色以外に偏っているため、赤色に見えます。


共鳴→原子の位置を変えずに、電子の位置だけを変えた構造式のことです。
例としては、下図のような構造式同士の関係のことです。



共鳴構造を示す際に大事なことは
互いの構造を両頭矢印で結ぶことと
全体をかっこで覆うことです。