2-2 9) 標準生成エンタルピー







標準生成エンタルピーとは、標準状態と呼ばれる圧力と温度で
最も安定な状態の単体のもつエンタルピーを 0J と定め
標準状態で化合物 1mol が
その構成成分の単体から生成する時のエンタルピー変化のことです。


標準状態にある安定な単体として
例えば25℃では
(25℃を選ぶ理由は、熱力学における標準状態を考えているためです。
気体の標準状態(0℃)とは異なるため、注意が必要です。)
硫黄については斜方硫黄が、炭素については黒鉛が選ばれます。


この時、例えば化合物 CS
の標準生成エンタルピーとは
標準状態において
C(黒鉛)+2S(斜方硫黄)→CS
2+Q(熱)
という反応における Q のこととなります。