2-3 5) 自由エネルギー(Gibbsエネルギー)







自由エネルギーには
ヘルムホルツの自由エネルギーと
ギブズの自由エネルギーがあります。


ヘルムホルツの自由エネルギーとは
等温等積過程における自由エネルギーのことです。

ギブズの自由エネルギーとは
等温等圧過程における自由エネルギーのことです。

薬学では自由エネルギーといわれたら
ギブズの自由エネルギーのことです。


式で表すと
ギブズの自由エネルギーをGとすると
G=H-TSです。

Hはエンタルピー(つまり系に入ってきた熱=系に入ってきた全エネルギー)
Tは絶対温度、Sはエントロピーです。
TSの部分を束縛エネルギーとよびます。


自由エネルギー変化は
ΔG=ΔH-TΔSと表されます。

ΔGが表しているのは
ある反応が自発的におこるかどうかです。

ΔG<0であれば
その反応は勝手に進みます。

平衡状態において
ΔG=0です。

自由エネルギーが小さい方が
熱力学的に安定であるといえます。