2-3 8) 自由エネルギーと平衡定数の温度依存性-van’t Hoffの式-








絶対温度Tにおいて、反応前の系と反応後の系が平衡にある時
その平衡定数 K は、両状態の
標準自由エネルギー(1atm,25℃の時の自由エネルギー)の差ΔGで決まります。

式で表すと ΔG= -RT lnK です。
自由エネルギーと平衡定数の関係を表す式として
この式は重要です。


この式に
ΔG0=ΔH0-TΔS0を代入して、形を整えると




となります。
この式をvan’t hoff 式といいます。 



van’t hoff 式 の具体的な使い方は
「異なる温度における平衡定数を2点~数点測定し
横軸 1/T 、縦軸を lnK としたグラフをプロットすることで
標準エンタルピー変化 ΔH0 を求める」です。



イメージとしては、下図のようになります。








直線の傾きが、-ΔH0/R となります。
Rは定数なので、ΔHを計算することができます。



演習問題 
国試 99回 問2