サイト引っ越しました。 今ご覧になっているサイトは近々閉鎖されますので、 お気に入りやブックマークをしてくださっている方は、 新しいURLで再登録をお願いします。 溶液の性質において 溶質の種類に依存しない(何が溶けていようが関係ない)性質のことを 束一的性質とよびます。 具体的には 蒸気圧降下、沸点上昇、凝固点降下、浸透圧が挙げられます。 これらは、存在する溶質粒子の数のみに依存します。 蒸気圧降下に関する法則として ラウール(Raoult)の法則があります。 これは、揮発性溶媒Aの蒸気圧降下が 不揮発性の溶質Bのモル分率に比例するという法則です。 揮発性とは、蒸発するという意味です。 これはイメージとしては 溶質Bは、蒸発しようとする溶媒Aの邪魔をするのですが 邪魔する溶質Bが多いほど、しっかり邪魔される =なかなか溶媒Aが蒸発できない =蒸気圧が下がるという法則です。 浸透圧に関する用語としては 等張溶液という用語があります。 |