4-1 3) 代表的な反応次数の決定法







反応次数の決定法は
時間と共に濃度がどうなっていくかを
グラフにプロットすることで決定することができます。

初濃度が10の薬物を、1時間毎に濃度を測定して
以下の様なデータが測定できたとします。



012
c1086


この場合は
1時間で2ずつ、濃度に関係なく減っていることから
0次反応とわかります。




次に、同様にデータをとった所
以下のようなデータが測定できたとします。


t012
c1075


これは、横軸に t ,縦軸に ln c をとると
ほぼきれいな直線になるため、1次反応と判断します。



最後に、データをとって
0次でも1次でもない場合は2次反応と考えます。

この時は新たに1/cを計算します。
横軸に t ,縦軸に 1/c としてグラフをプロットして
きれいに右上がりの直線関係が見られれば
2次反応と考えます。



他にも初速度法、半減期法という方法もあります。
初速度法を以下において説明します。

まず、初速度とは




の C に C
0 を代入した時の


として表すことができます。
これは、左辺を V
0 とすると





となります。

ここで両辺の自然対数をとると





横軸を lnC
0 ,縦軸を lnV0 として
グラフをプロットすると、傾きがnです。


半減期法は
半減期を実験で測定し
半減期と初濃度の関係から反応次数を求める方法です。