4-1 5) 代表的な複合反応(可逆反応、平行反応、連続反応)







複合反応とは
A→Bと変化するだけの単純な反応ではなく
単純な反応の組み合わせとして記述できる
多段階の反応のことです。

代表的な複合反応は
可逆反応、平行反応、連続反応です。


可逆反応とは、A→B(正反応)だけではなく
同時にB→A(逆反応)という逆方向の反応も
起こっているような反応のことです。

一般的な化学反応は可逆反応です。

可逆反応において
正反応と逆反応の反応速度が等しくなったときが
その系の平衡状態です。


平行反応とは
A→Bと、A→Cという
原料から2つ以上の反応が同時に進行し
複数の生成物ができるような反応のことです。

この時、A→B、A→Cの反応は不可逆です。

A→B、A→C
それぞれの反応における反応速度定数(それぞれ1次反応とします。)を
k1 , k2 とおくと k1 , k2 を用いて
B と C の生成量の比は k1 : k2 で表されます。


連続反応とは
A→B→Cというように、いくつかの反応が連続して起こる反応のことです。

一例としては共役反応があります。

全体の反応速度は
最も遅い段階によって決まり
この段階のことを律速段階と呼びます。