4-1 1) 反応次数と速度定数







反応速度とは
時間当たりの反応物の減少量や、生成物の増加量のことです。

一般に、薬品の分解や代謝反応において、
した薬物の血中濃度の減少速度(=薬物の反応速度)は
微分方程式として、以下のように表されます。
但し、n = 0,1,2 です。




※ tは時間、Cは濃度、kは反応速度定数
※ nは反応次数とよばれます。


薬物の分解様式により(外側が膜でコーティングされているかや、溶けやすいかどうかといったこと)
n は薬物毎に実験的に決定されています。
n = 0,1,2の時
それぞれ0次反応、1次反応、2次反応と呼びます。


ちょうど濃度が半分になるまでにかかる時間を半減期とよび
T1/2で表します。

半減期は

0次反応では、濃度に比例します。
(初濃度が高いと、半分になるまで時間がかかります。)

1次反応では、濃度に依存しません。
(初濃度が何であれ、半分になるまでの時間がきまっています。
多くの薬物は1次反応で分解が進行します。)

2次反応では、濃度に反比例します。
(初濃度が高いほど、半分になるまで時間がかかりません。)