反応速度とは 時間当たりの反応物の減少量や、生成物の増加量のことです。 一般に、薬品の分解や代謝反応において、 した薬物の血中濃度の減少速度(=薬物の反応速度)は 微分方程式として、以下のように表されます。 但し、n = 0,1,2 です。 ※ tは時間、Cは濃度、kは反応速度定数 ※ nは反応次数とよばれます。 薬物の分解様式により(外側が膜でコーティングされているかや、溶けやすいかどうかといったこと) n は薬物毎に実験的に決定されています。 n = 0,1,2の時 それぞれ0次反応、1次反応、2次反応と呼びます。 ちょうど濃度が半分になるまでにかかる時間を半減期とよび T1/2で表します。 半減期は 0次反応では、濃度に比例します。 (初濃度が高いと、半分になるまで時間がかかります。) 1次反応では、濃度に依存しません。 (初濃度が何であれ、半分になるまでの時間がきまっています。 多くの薬物は1次反応で分解が進行します。) 2次反応では、濃度に反比例します。 |