4) 死に関わる倫理的問題(安楽死、尊厳死、脳死)の概略と問題点




安楽死とは
医師などが、患者の求めに応じ、死に至らしめる
ことです。


消極的安楽死と、積極的安楽死に
分類されます。



消極的安楽死とは、疼痛緩和治療などのみを行い
積極的な治療を行わず、死亡させることです。



積極的安楽死とは、自殺幇助と、慈悲殺のことです
患者の自殺を助けるのが、自殺幇助です。
助かる見込みのない患者を、医師が自ら手を下すのが
慈悲殺です。



判例では、安楽死条件が暫定的に
提案されています。
しかし、この条件の妥当性や、そもそも安楽死を
容認してよいのかといった問題は、以前残っています。



尊厳死とは
過剰な延命措置を行わず、死に臨むことです。



患者の自己決定権と、医師の裁量権の衝突する問題といえますが
現在のところ、患者本人の意思を尊重する流れが進んでいると
いえます。



脳死とは
脳の機能が完全に失われた状態のことです。


脳死において、心臓や肺は機能しています。
そこで、脳死とは、そもそも死としてよいのかという問題点が
今も議論されています。



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