2) クロマトグラフィーで用いられる代表的な検出法と装置


※クロマトグラフィーを C で略します。

ガス C で用いられる代表的な検出器が 6 つあります。
1~5について、語尾の「検出器」を以下略します。1:熱伝導度、2:水素炎イオン化、3:電子捕獲、4:炎光光度、5:アルカリ熱イオン化、6:質量分析計 の6つです。それぞれの簡単な特徴を以下、列挙します。

1:熱伝導度→有機物・無機物 広く検出できるが、感度低い
2:水素炎イオン化→ CーH 結合を有する有機物を、高感度で検出
3:電子捕獲→ハロゲンに有効。ダイオキシン検出や、有機水銀を塩素化した上での検出に使用
4:炎光光度→イオウ、リンを含む化合物に利用
5:アルカリ熱イオン化→窒素、リンを含む化合物に利用
6:質量分析計→後述。4-3


また、液体 C で用いられる代表的な検出器が 7つあります。
1:吸光光度計、2:蛍光光度計、3:示差屈折計、4:電気化学検出器、5:電気伝導度検出器、6:化学発光検出器、7:質量分析計 の7つです。それぞれの簡単な特徴を以下、列挙します。

1:吸光光度計 → いわゆる UV 吸収を利用。汎用
2:蛍光光度計 → 高感度。前処理として、蛍光を発するように誘導体化が必要なこともある。
3:示差屈折計 → 屈折率測定なのでさまざまな物質に適用できる。感度は低い。
4:電気化学検出器 → 酸化還元性物質の測定に利用。
5:電気伝導度検出器 → イオン性物質に使用。
6:化学発光検出器 → 発光量の調節可能
7:質量分析計→後述。4-3




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