ニトラゼパムは ベンゾジアゼピン系に分類される薬です。 睡眠薬、抗不安薬、抗てんかん薬として 用いられます。 血中半減期は、中間型に属します。 薬の効果が翌朝以降に及ぶことがあるので 自動車の運転等に注意するよう 指導する必要があります。 ベンゾジアゼピン系なので 急性閉塞隅角緑内障の患者には 投与禁忌です。 又、筋肉をゆるめる作用があるので 重症筋無力症の患者には使用できません。 作用機序は ベンゾジアゼピン受容体を介して GABA受容体機能を亢進させることで 神経抑制性に働きます。 参考)ニトラゼパムの、老人感受性について http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC1786736/pdf/brmedj02233-0065b.pdf http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC1603636/pdf/brmedj00443-0014.pdf すごく古い記事。 こういう時代からの積み重ねで 薬の使い方が、少しずつ変わっていっているんだ。。。 ニトラゼパムを、睡眠時無呼吸に使用した研究 http://erj.ersjournals.com/content/7/11/2011.full.pdf 睡眠時無呼吸って、この頃から注目されてたんだ!とか うん・・・?なぜ使った・・・?とか →目的にあった。 Bz系睡眠薬の、睡眠時無呼吸への影響。 悪くしてる?っていうのを、研究。 |
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