問12 記述 (1) と (2) は 日本薬局方医薬品の確認試験の一部である。 これにより試験される医薬品は1~5のうちどれか。 (1) 本品の水溶液(1→1000)5 mL に ニンヒドリン試液1 mL を加え 水浴中で3分間加熱するとき、液は紫色を呈する。 (2) 本品の水溶液(1→5000)2 mL に 4-アミノアンチピリン試液 10 mLを加えて振り混ぜるとき 液は赤色を呈する。 ![]() 記述(1) の試験は ニンヒドリン試験です。 アミノ酸の呈色反応です。 よって、COOH 基と、NH3 基が含まれる 1~3が答えの候補となります。 記述(2) の試験は インドフェノール色素生成試験です。 4-アミノアンチピリンが出てきたら フェノール性の水酸基の呈色反応と考えればよいです。 すると、2 と 4 が答えの候補となります。 両方の試験で呈色するのは 2です。 よって、正解は 2 です。 参考) 確認試験については が、すごくよくまとまっています! |