問97-331 解説



問331

以下の処方により、投与されるナトリウムの量(mEq/日)として、最も近い値はどれか。

1つ選べ。

ただし、ホスホマイシンナトリウム (C3H5Na2O4P) の分子量は182、Naの原子量は23とする。


 (処方)

   ホスホマイシンナトリウム点滴静注用 0.5 g(力価)/バイアル 3バイアル

                   1日2回1〜2時間かけて点滴静注


 1 15     2 22     3 33     4 43     5 57



1Eq = 1mol ÷ イオン価数 です。
ナトリウムイオンの場合、価数は 1 なので、1Eq = 1mol です。

ホスホマイシン 3 バイアルに、ホスホマイシンは 0.5 × 3 = 1.5g 入っています。
注射処方せんなので、これは1回量です。

よって、1日で 3.0g ホスホマイシンを投与します。

ホスホマイシンが 3.0g ということは
ホスホマイシンの分子量は 182 - 46 = 136 なので
3.0 ÷ 136 ≒ 0.022 (mol) です。

投与したホスホマイシンの量が 0.022 mol ならば
投与したホスホマイシンナトリウムの量も 0.022 mol のはずです。

よって、ナトリウムの量は 0.022 × 2 = 0.044 mol = 44mmol (=44mEq)です。
最も近いのは、選択肢 4 となります。



以上より、正解は 4 です。