問97-128 解説

問128

労働衛生に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。


 1 すべての事業所に対して、安全衛生管理のため、衛生管理者を置くことが義務づけられている。

 2 作業環境管理や健康管理は、職業病予防の基本的な労働衛生管理である。

 3 作業管理は、暴露濃度を指標として実施する。

 4 薬剤師には、業務内容にかかわらず、特殊健康診断が義務づけられている。




衛生管理者とは、衛生に関する技術的事項を管理する者のことです。

第一種免許と第二種免許があります。

一種は、全ての業種の事業上において衛生管理者となることができます。

二種は、有害業務と関連の薄い業種の事業上においてのみ、衛生管理者となることができます。

衛生に関する実務がある程度あることが、試験の受験要件となっています。


衛生管理者は、50人以上の従業員がいる事業者に、最低1人以上配置することが

義務づけられています。

よって、すべての事業所で義務づけられてはいないので、選択肢 1 は誤りです。


選択肢 2 はその通りの選択肢です。

職業病予防の基本的な労働衛生管理として、作業環境、作業条件、健康管理などが挙げられます。


選択肢 3 はその通りの選択肢です。

作業管理の状態の管理は、暴露測定で確認します。

作業管理とは、作業方法を工夫して、有害な因子をできるだけ取り込まないようにすることです。


特殊健康診断とは、有害物質を取り扱ったり、リスクの高い作業を行ったりする人に対する

健康診断のことです。

そのため、有害物質を取り扱ったりといった、条件に該当しない薬剤師は

特殊健康診断を受ける義務はありません。

よって、選択肢 4 は誤りです。


以上より、正解は 2,3 です。