問97-133 解説


問133

アスベストに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。


 1 ケイ素を含む有機化合物である。

 2 酸やアルカリに耐性である。

 3 Ames試験で陽性を示す。

 4 大気汚染防止法では、特定粉じんに指定されている。




アスベストとは、ケイ酸塩を主成分とする、繊維状の鉱物です。

鉱物なので、無機物です。

そのため、有機化合物ではないので、選択肢 1 は誤りです。


選択肢 2 はその通りです。

安定性の高い化合物で、加工もしやすい物質であったため、建材、パイプなどに

多く用いられてきました。


Ames試験とは、物質の変異原性を評価するための試験です。

言い換えると、突然変異を起こさせるような物質であるかどうかを試す試験です。

アスベストは、発がん性はあるのですが、変異原性はありません。

よって、選択肢 3 は誤りです。


選択肢 4 はその通りです。

アスベストは、人の健康に被害を生じるおそれのある粉じんとして

特定粉じんに指定されています。

今の所、アスベスト以外の粉じんは、一般ふんじんと定められています。

(2012年時点)


以上より、正解は 2,4 です。