物理・化学・生物 (薬学実践)


問196

脂質異常症の患者。スタチン系薬単剤で治療を続けるも低密度リポタンパク質コレステロール (LDL-C) がコントロール不良であり、主治医はコレスチミド錠を処方に追加した。

(実務)

 医師よりコレスチミド錠に関する問い合わせがあった場合に、情報提供として適切なのはどれか。

2つ選べ


 1 十分量の温水にて服用させるように伝える。

 2 胆道が完全閉塞している患者には禁忌であることを伝える。

 3 腸管からは吸収されないことを説明する。

 4 腎機能が低下した患者には用量調節が必要であることを伝える。

 5 トリグリセリド値も低下させる作用があることを説明する。


正解 2,3
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。


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問197

脂質異常症の患者。スタチン系薬単剤で治療を続けるも低密度リポタンパク質コレステロール (LDL-C) がコントロール不良であり、主治医はコレスチミド錠を処方に追加した。


(物理・化学・生物)

 その後、この患者は、ワルファリンカリウム錠の投与が必要となった。ワルファリンはコレスチミドと併用すると吸収が阻害されることがある。その主な物理化学的要因はどれか。

1つ選べ。


 1 共有結合

 2 水素結合

 3 配位結合

 4 疎水結合

 5 イオン結合



正解 5
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。


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問198

10歳男児。体重30 kg。A群溶連菌咽頭炎の診断を受けた。軽度の腎機能障害あり。ペニシリンアレルギーがあることからエリスロマイシンラクトビオン酸塩注射液が処方された。


(実務)

 医師への情報提供の内容として、不適切なのはどれか。

1つ選べ。


 1 副作用としてQT延長が現れることがある。

 2 初回投与時は、ショックやアナフィラキシー様症状に注意する。

 3 腎機能に基づいて投与量を設定する。

 4 2時間以上かけて点滴静注で投与する。

 5 静脈内投与する場合でも胃腸障害に注意する。



正解 3
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。


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問199

10歳男児。体重30 kg。A群溶連菌咽頭炎の診断を受けた。軽度の腎機能障害あり。ペニシリンアレルギーがあることからエリスロマイシンラクトビオン酸塩注射液が処方された。


(物理・化学・生物)

 エリスロマイシンラクトビオン酸塩注射液の調製に際して、バイアル中の粉末を生理食塩液ではなく、注射用水で溶解させてから使用することになっている。その理由として、正しいのはどれか。

1つ選べ。


 1 食塩存在下では、エリスロマイシンの分解が促進され、力価が低下する。

 2 生理食塩液では塩析が起こるので、エリスロマイシンを溶解させることができない。

 3 生理食塩液は緩衝作用が弱いので、調製液のpHが大きく変動する。

 4 Na+がエリスロマイシンの溶解補助剤と配位結合し、不溶の複合体を形成する。

 5 Clがエリスロマイシンと反応し、力価を低下させる。



正解 2
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。


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問200

原発開放隅角緑内障の患者が、以下の内容の処方せんを保険薬局に持参した。患者インタビューの結果、ベンゾジアゼピン系薬の服薬歴があることが確認された。

 (処方1)

   ラタノプロスト 0.005 % 点眼液 2.5 mL 1本

      1日1回 両眼 点眼1回1滴

 (処方2)

   カルテオロール塩酸塩 2 % 点眼液 5 mL 1本

      1日2回 両眼 点眼1回1滴

 (処方3)

   アセタゾラミド錠 250 mg 1回1錠(1日2錠)

      1日2回 朝夕食後 14日分


(実務)

 この患者に関する情報収集と服薬指導の内容として、誤っているのはどれか。

1つ選べ。


 1 ラタノプロスト点眼液の投与により色素沈着が起こる可能性がある。

 2 気管支ぜん息の有無を確認する。

 3 ベンゾジアゼピン系薬の併用は禁忌である。

 4 点眼液の併用時は、5分間以上の間隔をあけて点眼する。

 5 アセタゾラミド錠の服用により、四肢のしびれが生じることがある。



正解 3
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。


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問201

原発開放隅角緑内障の患者が、以下の内容の処方せんを保険薬局に持参した。患者インタビューの結果、ベンゾジアゼピン系薬の服薬歴があることが確認された。

 (処方1)

   ラタノプロスト0.005 % 点眼液 2.5 mL 1本

      1日1回 両眼 点眼1回1滴

 (処方2)

   カルテオロール塩酸塩 2 % 点眼液 5 mL 1本

      1日2回 両眼 点眼1回1滴

 (処方3)

   アセタゾラミド錠 250 mg 1回1錠(1日2錠)

      1日2回 朝夕食後 14日分


(物理・化学・生物)

 アセタゾラミドは、HCO3とH2CO3の濃度バランスを変化させることにより、アシドーシスを引き起こすと考えられている。血漿のpHが7.4であるとき、血漿中のHCO3濃度は、H2CO3の濃度の何倍か。最も近い値を1つ選べ。

 ただし、H2CO3は、以下の式に従って解離し、そのpKaは6.1とする。また、log102 = 0.30、log103= 0.48とする。

 H2CO3 ⇄ H+ + HCO3-


 1 0.05    2 1.3    3 10    4 13    5 20


正解 5
※白黒反転で、解答番号が見えます。
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問202

55歳男性。血液透析を受けている。メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染症の治療のため、テイコプラニンの投与が開始された。


(実務)

 テイコプラニンに関する薬剤情報として、誤っているのはどれか。

1つ選べ。


 1 作用は殺菌的である。

 2 血中濃度モニタリングは、最低血中濃度を指標として行う。

 3 薬剤の効果は時間依存的である。

 4 初回は、急速なワンショット静注で投与する。

 5 腎機能障害患者では、血中半減期が延長する。



正解 4
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。


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問203

55歳男性。血液透析を受けている。メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染症の治療のため、テイコプラニンの投与が開始された。


(物理・化学・生物)

 テイコプラニンの血中濃度の測定には、通常、免疫測定法が利用される。

免疫測定法に関する記述のうち、正しいのはどれか。

2つ選べ。


 1 免疫測定法は、多成分の一斉分析に適している。

 2 ELISA (Enzyme–Linked Immunosorbent Assay)とは、酵素に特異的な抗原を検出・定量する方法である。

 3 通常用いられるのは、IgGクラスの抗体である。

 4 モノクローナル抗体を用いる系では、交差反応性は認められない。

 5 均一系免疫測定法は、B (bound) / F (free)分離を必要としない。



正解 3,5
※白黒反転で、解答番号が見えます。
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問204

60歳男性。以下の薬剤が処方されている。労作性狭心症の診断のため、イオパミドールを用いて造影検査を実施することになった。

 (処方)

   アムロジピンベシル酸塩錠 5 mg 1回1錠(1日1錠)

   メトホルミン塩酸塩錠 250 mg  1回1錠(1日1錠)

                   1日1回 朝食後7日分


(実務)

 この患者に対する情報提供の内容として、正しいのはどれか。

2つ選べ。


 1 アムロジピンベシル酸塩は、持続使用により耐性を生じるので定期的に休薬する。

 2 検査の2日前からメトホルミン塩酸塩錠を休薬する。

 3 イオパミドールの投与直後に血圧低下や呼吸困難が現れた場合、すぐに治まるので処置は不要である。

 4 検査の数日後に、遅発性のアレルギー症状が現れることがある。


正解 2,4
※白黒反転で、解答番号が見えます。
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問205

60歳男性。以下の薬剤が処方されている。労作性狭心症の診断のため、イオパミドールを用いて造影検査を実施することになった。

 (処方)

   アムロジピンベシル酸塩錠 5 mg 1回1錠(1日1錠)

   メトホルミン塩酸塩錠 250 mg  1回1錠(1日1錠)

                   1日1回 朝食後7日分


(物理・化学・生物)

 画像診断薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。

2つ選べ。


 1 X線造影剤として硫酸バリウムが利用されるのは、X線のバリウム原子に対する透過性が高いからである。

 2 MRI造影剤として常磁性物質を利用するのは、常磁性物質がプロトンのT1及びT 2緩和時間を変化させるからである。

 3 超音波診断用の造影剤は、エコー信号を増強させる。

 4 14Cは、PET検査で用いられるポジトロン放出核種である。



正解 2,3
※白黒反転で、解答番号が見えます。
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問206

64歳男性。高血圧症と診断された。シュウ酸カルシウム結石による激痛を経験し、再発を恐れている。

 この患者の高血圧を利尿薬で治療するにあたり、医師からの求めに応じて、適切な薬剤の選択と結石の再発予防のための注意点についで情報を提供した。


(実務)

 提供すべき情報のうち、誤っているのはどれか。

1つ選べ。


 1 シュウ酸カルシウム結石の予防作用を併せ持つ降圧利尿薬として、アセタゾラミドが適している。

 2 シュウ酸カルシウム結石の予防作用を併せ持つ降圧利尿薬として、ヒドロクロロチアジドが適している。

 3 シュウ酸カルシウム結石の予防薬として、尿中でシュウ酸カルシウムと可溶性の複合体を形成するマグネシウム製剤が有効である。

 4 シュウ酸を多く含む食品の摂取は、シュウ酸カルシウム結石を誘発するので避けるべきである。

 5 カルシウムを多く含む食品は、シュウ酸の吸収を抑えるので摂取してもかまわない。


正解 1
※白黒反転で、解答番号が見えます。
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問207

64歳男性。高血圧症と診断された。シュウ酸カルシウム結石による激痛を経験し、再発を恐れている。

 この患者の高血圧を利尿薬で治療するにあたり、医師からの求めに応じて、適切な薬剤の選択と結石の再発予防のための注意点についで情報を提供した。


(物理・化学・生物)

 尿路結石にはシュウ酸カルシウム結石のほかに、リン酸カルシウム結石、シスチン結石などがある。結石の構成成分の化学的性質に関する記述のうち、正しいのはどれか。

1つ選べ。


 1 シュウ酸カルシウムを希硫酸に溶解させると、二酸化炭素を発生し分解する。

 2 シュウ酸イオンは2座配位子として金属に配位し、キレートを形成する。 

 3 日本薬局方のpH測定法で規定されるリン酸塩pH標準液のpH値は、シュウ酸塩pH標準液のpH値よりも小さい。

 4 シスチンを酸化するとシステインが生成する。


正解 2
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。


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問208

50歳男性。定期健康診断にて脂質異常症を指摘され、スタチン系薬剤による治療を開始することになった。


(実務)

 スタチン系薬剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。

2つ選べ。


 1 通常、作用が強力なスタチン系薬剤から開始し、より作用の弱いスタチン系薬剤に段階的に変更する。

 2 コレステロールの胆汁排泄を促進するため、胆石症に注意が必要である。

 3 プラバスタチン及びロスバスタチンは、シトクロムP450による代謝を受けないことから、薬物相互作用が少ないとされている。

 4 ピタバスタチンはプロドラッグであり、肝臓で加水分解を受けて活性体となる。

 5 重篤な肝障害を有する患者への投与には注意が必要である。



正解 解なし




問209

50歳男性。定期健康診断にて脂質異常症を指摘され、スタチン系薬剤による治療を開始することになった。


(物理・化学・生物)

 プラバスタチンナトリウムは、生体内で3-ヒドロキシ-3-メチルグルタリルCoA (HMG−CoA) からメバロン酸が生成する反応を触媒する酵素Aに作用する。以下の記述のうち、正しいのはどれか。

2つ選べ。


 1 酵素AがHMG−CoAを還元すると、メバロン酸が生成する。

 2 HMG−CoA及びメバロン酸の矢印で示した不斉炭素原子は、いずれもS配置である。

 3 プラバスタチンナトリウムは、[  ]で囲んだ部分がHMG−CoAとの構造類似性が高いため、酵素Aを競合阻害する。

 4 プラバスタチンナトリウムの環状部位は、親水性を示す。



正解 1,3
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。


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問210

53歳男性。進行期パーキンソン病の患者。以下の薬剤が処方されている。


 (処方)

   レボドパ・カルビドパ配合錠 100 mg  1回2錠(1日6錠)

   エンタカポン錠 100 mg        1回2錠(1日6錠)

   ペルゴリドメシル酸塩錠 250 μg    1回1錠(1日3錠)

   アマンタジン塩酸塩錠 50 mg      1回2錠(1日6錠)

                       1日3回 朝昼夕食後

   セレギリン塩酸塩錠 2.5 mg       1回2錠(1日4錠)

                       1日2回 朝昼食後


(実務)

 それぞれの薬剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。

2つ選べ。


 1 カルビドパは、レボドパの消化管吸収を高めるために配合されている。

 2 エンタカポンは、パーキンソン病の症状の日内変動(wearing-off現象)を改善する。

 3 ペルゴリドは、選択的セロトニン再取り込み阻害薬と併用禁忌である。

 4 アマンタジンは、抗A型インフルエンザ薬としても用いられる。

 5 セレギリンの服用中は、必ず定期的に心エコー検査を行う。



正解 2,4
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。


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問211

53歳男性。進行期パーキンソン病の患者。以下の薬剤が処方されている。


 (処方)

   レボドパ・カルビドパ配合錠 100 mg  1回2錠(1日6錠)

   エンタカポン錠 100 mg        1回2錠(1日6錠)

   ペルゴリドメシル酸塩錠 250 μg    1回1錠(1日3錠)

   アマンタジン塩酸塩錠 50 mg      1回2錠(1日6錠)

                       1日3回 朝昼夕食後

   セレギリン塩酸塩錠 2.5 mg       1回2錠(1日4錠)

                       1日2回 朝昼食後


(物理・化学・生物)

 レボドパとその関連化合物に関する記述のうち、正しいのはどれか。

1つ選べ。



 1 レボドパの名称は (S)−3−(3,4−dihydroxyphenyl) valineである。

 2 レボドパは副腎皮質でトリプトファンから合成される。

 3 レボドパが脱炭酸されると、ドパミンが生じる。

 4 ドパミンのベンジル位がヒドロキシ化されるとアドレナリンが生じる。

 5 ノルアドレナリン及びアドレナリンを含む一部の生体アミンをフェノールアミンとよぶ。



正解 3
※白黒反転で、解答番号が見えます。
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問212

55歳男性。痛風の治療のため、以下の薬剤が処方されている。

 (処方)

   ベンズブロマロン錠 25 mg  1回1錠(1日3錠)

                  1日3回 朝昼夕食後

   クエン酸カリウム・クエン酸ナトリウム配合散(1 g/包)

                  1回1包(1日3包)

                  1日3回 朝昼夕食後


(実務)

 痛風治療に関する記述のうち、誤っているのはどれか。

1つ選べ。


 1 プリン体を多く含む食品の摂取は避ける。

 2 プリン体をほとんど含まない蒸留酒の摂取は控えなくてもよい。

 3 ベンズブロマロン投与開始後少なくとも6ヶ月間は必ず定期的に肝機能検査を行う必要がある。

 4 クエン酸カリウム・クエン酸ナトリウム製剤は、酸性尿を改善するために用いられる。

 5 血清尿酸値4〜6 mg/dLを目標とする。



正解 2
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。


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問213

55歳男性。痛風の治療のため、以下の薬剤が処方されている。

 (処方)

   ベンズブロマロン錠 25 mg  1回1錠(1日3錠)

                  1日3回 朝昼夕食後

   クエン酸カリウム・クエン酸ナトリウム配合散(1 g/包)

                  1回1包(1日3包)

                  1日3回 朝昼夕食後


(物理・化学・生物)

 痛風発作の原因となる化合物の構造はどれか。

1つ選べ。


正解 3
※白黒反転で、解答番号が見えます。
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問214

医師から、感冒の患者に麻黄湯、小青竜湯を処方する際にどのような点に注意すべきか確認したい旨の問い合わせがあった。


(実務)

医師に伝えるべき注意点として、正しいのはどれか。

2つ選べ。


 1 下痢、軟便のある患者の場合、症状を悪化させることがある。

 2 モノアミン酸化酵素阻害剤やカテコールアミン製剤との併用により、神経刺激作用が増強され、不眠や発汗過多になることがある。

 3 炎症性疾患の患者では症状を悪化させることがある。

 4 肝硬変又は肝癌の患者には使用禁忌である。

 5 ループ系利尿薬やチアジド系利尿薬との併用により、低K+血症が増強されることがある。



正解 2,5
※白黒反転で、解答番号が見えます。
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問215

医師から、感冒の患者に麻黄湯、小青竜湯を処方する際にどのような点に注意すべきか確認したい旨の問い合わせがあった。


(物理・化学・生物)

 問214(第97回)の根拠となる配合生薬中の成分はどれか。

2つ選べ。


 1 グリチルリチン酸

 2 サイコサポニン類

 3 アコニチン

 4 l - エフェドリン

 5 センノシド類


正解 1,4
※白黒反転で、解答番号が見えます。
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問216

40歳女性。高コレステロール血症の改善のため、処方1で治療を行っていたが、治療効果不十分のため、処方2が追加となった。


 (処方1)

   ロスバスタチンカルシウム錠 5 mg   1回1錠(1日1錠)

                       1日1回 夕食後 28日分

 (処方2)

   エゼチミブ錠 10 mg          1回1錠(1日1錠)

                       1日1回 夕食後 28日分


(実務)

 この処方に関する記述のうち、正しいのはどれか。

2つ選べ。


 1 両薬剤の服用時間をずらす必要があるため、医師に疑義照会した。

 2 処方の追加により十分な効果が期待できるため、生活習慣の改善努力は必要ないことを患者に伝えた。

 3 ロスバスタチンカルシウム錠を夕食後に服用することが望ましい理由として、コレステロールの生合成が夜間に亢進するため、より高い効果が期待できることを患者に説明した。

 4 両薬剤とも横紋筋融解症のリスクがあるため、患者に筋肉痛や脱力感などの副作用症状に気をつけるよう伝えた。



正解 3,4
※白黒反転で、解答番号が見えます。
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問217

40歳女性。高コレステロール血症の改善のため、処方1で治療を行っていたが、治療効果不十分のため、処方2が追加となった。


 (処方1)

   ロスバスタチンカルシウム錠 5 mg   1回1錠(1日1錠)

                       1日1回 夕食後 28日分

 (処方2)

   エゼチミブ錠 10 mg          1回1錠(1日1錠)

                       1日1回 夕食後 28日分


(物理・化学・生物)

 コレステロール及びリポタンパク質に関する記述のうち、誤っているのはどれか。

1つ選べ。


 1 健常人の血清中で、総コレステロールの50%以上は低密度リポタンパク質 (LDL) に含まれる。

 2 健常人の血清中では、コレステロールのエステル型は遊離型よりも多く存在する。

 3 血中の大部分のコレステロールエステルは、レシチン:コレステロールアシルトランスフェラ一ゼ (LCAT) により生成される。

 4 キロミクロンは、主に末梢組織からコレステロールを受け取り肝臓へ運搬する。

 5 肝臓では、主にアシルCoA:コレステロールアシルトランスフェラーゼ (ACAT) によりコレステロールエステルが生成される。



正解 4
※白黒反転で、解答番号が見えます。
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問218

50歳男性。脳梗塞後の再発予防のため、以下の薬剤が処方された。

 (処方)

   シロスタゾール錠 100 mg        1回1錠(1日2錠)

                       1日2回 朝夕食後 7日分


(実務)

 この患者に関する記述のうち、誤っているのはどれか。

1つ選べ。


 1 脳梗塞の発症には、高血圧、糖尿病、脂質異常症、心房細動、喫煙、多量の飲酒などが危険因子となる。

 2 患者に、通常よりも出血しやすくなることを説明し、異常な出血が認められた場合には医師に連絡するよう注意を促す。

 3 他院(他科)を受診する際には、本剤を服用していることを医師に必ず伝えるよう患者に注意を促す。

 4 プロスタグランジンE1製剤の併用は、出血を助長することがある。

 5 オメプラゾールの併用は、シロスタゾールの作用を減弱することがある。


正解 5
※白黒反転で、解答番号が見えます。
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問219

50歳男性。脳梗塞後の再発予防のため、以下の薬剤が処方された。

 (処方)

   シロスタゾール錠 100 mg        1回1錠(1日2錠)

                       1日2回 朝夕食後 7日分


(物理・化学・生物)

 脳梗塞の発症には、生体の止血機構が関わっている。止血機構に関する記述のうち、正しいのはどれか。

2つ選べ。


 1 血小板から放出されるトロンボキサンA2により、血管平滑筋が収縮する。

 2 血小板内のサイクリックAMP (cAMP) 量が増加すると、血小板凝集が促進される。

 3 血小板が活性化されると、主な生理活性物質としてヒスタミン及び血小板活性化因子 (PAF) が放出される。

 4 血管内皮細胞で産生されたプロスタグランジンI2の作用により、強固な血小板血栓が形成される。

 5 血小板血栓の周囲でフィブリノーゲンからフィブリンが形成され、血液凝固が進行する。


正解 1,5
※白黒反転で、解答番号が見えます。
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問220

ヒトの血糖及びその調節に関する以下の問に答えよ。


(物理・化学・生物)

 糖代謝に関する記述のうち、誤っているのはどれか。

1つ選べ。


 1 血液中のD-グルコースは、脳の活動にとって必須の物質である。

 2 筋肉で生成した乳酸は、肝臓に運ばれてD-グルコースヘと変換される。

 3 グリコーゲンは、UDP-グルコ一スを基質とし、グリコーゲンシンターゼの作用により合成される。

 4 筋肉では、グリコーゲンが分解され、血液中にD-グルコースが放出される。

 5 アドレナリン(エピネフリン)により、肝臓から血液中へのD-グルコースの放出が促進される。



正解 4
※白黒反転で、解答番号が見えます。
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問221

(実務)

 高血糖の患者の症状を悪化させる可能性のある薬物はどれか。

2つ選べ。


 1 メトトレキサート

 2 クエチアピンフマル酸塩

 3 プレドニゾロン

 4 ランソプラゾール

 5 ビルダグリプチン


正解 2,3
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。


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問222

48歳男性。白血病に対する化学療法として、イマチニブメシル酸塩錠の投与が開始された。


(実務)

 イマチニブメシル酸塩錠に関する記述のうち、誤っているのはどれか。

1つ選べ。


 1 染色体検査又は遺伝子検査により、慢性骨髄性白血病と診断された患者に使用する。

 2 嘔吐のリスクを軽減するため、セロトニン受容体遮断薬を用いる。

 3 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人への投与は禁忌である。

 4 消化管吸収が悪いため、空腹時にコップー杯の水とともに服用する。

 5 CYP3A4による代謝を受けるため、CYP3A4活性を阻害する薬剤と併用する場合、血中濃度が上昇する可能性がある。


正解 4
※白黒反転で、解答番号が見えます。
正解の右側をドラッグして下さい。


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問223

48歳男性。白血病に対する化学療法として、イマチニブメシル酸塩錠の投与が開始された。


(物理・化学・生物)

 イマチニブが作用する標的タンパク質に関する記述のうち、正しいのはどれか。

2つ選べ。


 1 染色体転座により生成するキメラタンパク質である

 2 セリン又はトレオニンをリン酸化する活性を有する。

 3 持続的なキナーゼ活性を有する。

 4 Gタンパク質の一種で、細胞増殖を制御する。



正解 1,3
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問224

72歳女性。肺癌に合併した閉塞性肺炎のため、入院中に抗菌化学療法を受けていた。高熱と腹痛、頻回の水様下痢などの消化器症状を呈し粘血便が見られたため糞便培養検査を行ったところ、ディフィシル菌 (Clostridium difficil ) 及びその毒素が検出された。


(実務)

上記の症状を起こしやすい化学療法薬はどれか。

2つ選べ。


 1 クリンダマイシンリン酸エステル

 2 アンピシリンナトリウム

 3 ゲンタマイシン硫酸塩

 4 メトロニダゾール


正解 1,2
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問225

72歳女性。肺癌に合併した閉塞性肺炎のため、入院中に抗菌化学療法を受けていた。高熱と腹痛、頻回の水様下痢などの消化器症状を呈し粘血便が見られたため糞便培養検査を行ったところ、ディフィシル菌 (Clostridium difficil ) 及びその毒素が検出された。


(物理・化学・生物)

 上記の症状が誘起された原因として、正しいのはどれか。

1つ選べ。


 1 菌のゲノムDNAに変異が起こった。

 2 腸内の細菌叢が変化した。

 3 菌が芽胞を形成した。

 4 毒素タンパク質の高次構造が変化した。

 5 菌の薬物代謝酵素の発現が誘導された。



正解 2
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