問97-206 解説



問206

64歳男性。高血圧症と診断された。

シュウ酸カルシウム結石による激痛を経験し、再発を恐れている。

 この患者の高血圧を利尿薬で治療するにあたり、医師からの求めに応じて

適切な薬剤の選択と結石の再発予防のための注意点についで情報を提供した。


(実務)

 提供すべき情報のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。


 1 シュウ酸カルシウム結石の予防作用を併せ持つ降圧利尿薬として、アセタゾラミドが適している。

 2 シュウ酸カルシウム結石の予防作用を併せ持つ降圧利尿薬として、ヒドロクロロチアジドが適している。

 3 シュウ酸カルシウム結石の予防薬として、尿中でシュウ酸カルシウムと可溶性の複合体を形成するマグネシウム製剤が有効である。

 4 シュウ酸を多く含む食品の摂取は、シュウ酸カルシウム結石を誘発するので避けるべきである。

 5 カルシウムを多く含む食品は、シュウ酸の吸収を抑えるので摂取してもかまわない。





アセタゾラミドは、炭酸脱水酵素阻害剤です。
シュウ酸カルシウム結石の予防作用は、併せ持ちません。
よって、選択肢 1 は誤りです。


その他の選択肢は、その通りの記述です。


以上より、正解は 1 です。