問97-5 解説




問5
紫外可視吸光度測定法において、吸光度と比例するのはどれか。
1つ選べ。

 1 透過度       2 透過率      3 試料の濃度
 4 比吸光度の対数   5 モル吸光係数の対数





吸光度とは、透過度の逆数の常用対数のことです。
透過度とは、入射光に対する透過光の強さの割合です。


吸光度は、セルの層の長さ、及び試料の濃度に比例します。
これを式で表すと以下のようになります。これはLambert-Beerの法則と呼ばれます。



※A:吸光度
※k:比例定数,c:濃度,l:層長



よって、吸光度は c、すなわち試料の濃度、および層長に比例します。
選択肢にあるのは試料の濃度なので
正解は 3 です。




参考) 分析化学まとめました 4-1 1) 分光分析法 (未公開)