問97-269 解説



問269

12歳女児。

てんかんの治療のため、以下の薬剤が処方された。

 (処方)

 バルプロ酸ナトリウム散20% 1回200 mg(1日400 mg) [原薬量]

 1日2回 朝夕食後14日分


 バルプロ酸の血中濃度を低下させ、てんかん発作が再発することがあるため

禁忌となる抗生物質の種類はどれか。

1つ選べ。


 1 アミノグリコシド系

 2 カルバペネム系

 3 セフェム系

 4 テトラサイクリン系

 5 マクロライド系





バルプロ酸は、カルバペネム系抗菌薬と併用禁忌です。

バルプロ酸の血中濃度が低下し、バルプロ酸の効果減弱が起こります。

作用機序は、2012年時点で未だに不明確です。

蛋白結合率の競合や、グルクロン酸抱合代謝の亢進などが原因として挙げられているようです。


以上より、正解は 2 です。