問97-285 解説



問285

70歳男性。

マイコプラズマ肺炎の治療のため、以下の薬剤が処方された。


 (処方)

   エリスロシンドライシロップ10%(注1) 1回2 g(1日8 g)[製剤量]

   ビオフェルミンR散(注2)       1回0.75 g(1日3 g)[製剤量]

                     1日4回 朝昼夕食後、就寝前14日分

(注1:一般名は、エリスロマイシンエチルコハク酸エステル、 注2:耐性乳酸菌製剤)


 エリスロシンドライシロップはプロドラッグ製剤である。

この場合のプロドラッグ化の目的として、正しいのはどれか。

1つ選べ。


 1 胃内での溶解性の向上

 2 胃内での分解の抑制

 3 小腸粘膜透過性の改善

 4 肝初回通過効果の回避

 5 細菌内への取り込みの促進





エリスロマイシンは、塩基性物質であるため、胃液に対して不安定です。

そこで、胃内での分解を抑制するためのコーティングを行ったのがエリスロシンドライシロップです。

よって、正解は 2 です。