問97-250 解説



問250

61歳女性。気管支ぜん息で以下の薬剤が処方された。

 (処方1)

   フルチカゾンプロピオン酸エステルドライパウダーインヘラー

   100 μg  ロタディスク

      1回1吸入(1日2吸入)1日2回 朝夕食後

 (処方2)

   プロカテロール塩酸塩水和物エアゾール  10 μg

      1回2吸入 発作時


(実務)

 この患者に対する薬剤師の服薬指導として、正しいのはどれか。

2つ選べ。


 1 処方1及び2について、吸入療法の手技を定期的に確認した。

 2 処方1について、気管支ぜん息の症状が軽減したらすぐに休薬するよう指導した。

 3 処方1について、発作の状況により自己判断で吸入回数を調節するよう指導した。

 4 処方1について、吸入後は副作用防止のために必ずうがいをするよう指導した。

 5 処方2について、副作用を防止するために、息苦しい程度では使用しないよう指導した。







吸入薬の服薬指導においては、定期的に吸入手技を確認し、適切な薬の使用ができているかを
確認します。


フルチカゾンプロピオン酸エステルドライパウダーインヘラー(フルタイド)は、吸入ステロイド喘息治療薬です。
予防に用いられるため、症状の無い時にも、毎日規則正しく使用することが望まれます。
よって、選択肢 2,3 は誤りです。


吸入後に、口腔内カンジダや嗄声の予防のため、かならずうがいをするよう指導する必要があります。


プロカテロール塩酸塩水和物エアゾール(メプチンエアー)は、β2受容体刺激薬です。
気管支を拡張させることで、呼吸をラクにしてくれる薬です。
発作がでた時にすぐ使う薬です。がまんをする必要はありません。
よって、選択肢 5 は誤りです。



以上より、正解は 1,4 です。