問97-251 解説



問251

61歳女性。気管支ぜん息で以下の薬剤が処方された。


 (処方1)

   フルチカゾンプロピオン酸エステルドライパウダーインヘラー

   100 μg  ロタディスク

      1回1吸入(1日2吸入)1日2回 朝夕食後

 (処方2)

   プロカテロール塩酸塩水和物エアゾール  10 μg

      1回2吸入 発作時


 処方1及び処方2に関する記述のうち、正しいのはどれか。

2つ選べ。


 1 フルチカゾンプロピオン酸エステルは、トロンボキサンA2受容体を遮断し、気道過敏性を抑制する。

 2 フルチカゾンプロピオン酸エステルは、サイトカインの産生抑制作用や好酸球の浸潤抑制作用により気道の炎症を抑制する。

 3 プロカテロールは、アドレナリンβ2受容体を刺激し、気管支平滑筋を弛緩させる。

 4 プロカテロールは、ホスホジエステラーゼを阻害してサイクリックAMP(cAMP)濃度を高め、気管支平滑筋を弛緩させる。






フルチカゾンプロピオン酸エステルは、吸入ステロイド喘息治療薬です。
糖質コルチコイド受容体に特異的に作用して、サイトカインの産生抑制作用や
好酸球の浸潤抑制作用により気道の炎症を抑制します。


プロカテロールは、β2刺激薬です。
気管支平滑筋を弛緩させ、気道をひろげます。



以上より、正解は 2,3 です。