問97-252 解説



問252

85歳女性。ひとり暮らし。交付された処方せんを、保険薬局に持参した。

 (処方)

   アトルバスタチンカルシウム水和物錠 10 mg  1回1錠(1日1錠)

   フロセミド錠 20 mg             1回1錠(1日1錠)

   アムロジピンベシル酸塩錠 5 mg        1回1錠(1日1錠)

                          1日1回 朝食後 14日分


 処方せん受付時に患者から、最近、薬の飲み忘れと飲み間違いが多いとの訴えがあった。

なお、このことは医師に話していないということであった。

薬剤師の対応として、適切なのはどれか。

2つ選べ。


 1 お薬カレンダーを利用するなど、飲み忘れを防ぐ方法を指導した。

 2 処方医には問い合わせず、アトルバスタチンカルシウム水和物とアムロジピンベシル酸塩の配合剤で調剤した。

 3 飲み忘れた時は、翌日に2回分を飲むよう指導した。

 4 処方医に上記の件を報告し、一包化を提案した。







選択肢 1 は、対応として適切であるといえます。
お薬カレンダーとは、毎日の薬を曜日ごと、朝、昼、夜、寝る前と整理して収納できる
カレンダーです。一目でどの薬を飲めばよいかがわかります。


問い合わせなく、合剤に変更することはできないので、選択肢 2 は誤りです。


飲み忘れた時は、1回分を翌日に飲めばよく、2回分を飲むよう指導するのは不適切です。
よって、選択肢 3 は誤りです。


選択肢 4 は、対応として適切であるといえます。
飲み忘れや飲み間違いに、一包化は有効な対応です。



以上より、正解は 1,4 です。