問97-259 解説



問259

65歳男性。

自宅トイレで転倒し、救急搬送された。

右中大脳動脈閉塞による脳梗塞と診断され、以下の薬剤が投与された。


 (処方)

   アルテプラーゼ(遺伝子組換え)静注用 34.8万国際単位/kg

    総量の10%は急速投与、残りは1時間かけて投与


 アルテプラーゼに関する記述のうち、正しいのはどれか。

1つ選べ。


 1 セリンプロテアーゼを阻害して、血栓形成を抑制する。

 2 フィブリノーゲンを分解することにより、血栓を溶解する。

 3 フィブリンに対する親和性が高く、血栓上でプラスミノーゲンをプラスミンに転化させる。

 4 α2プラスミンインヒビターによる不活性化を受けやすい。

 5 投与後の出血症状には、プロタミンが奏効する。






アルテプラーゼは、血栓溶解剤です。
フィブリン親和性が高く、血栓に特異的に吸着し
プラスミノーゲンをプラスミンに変えます。
プラスミンは、フィブリンを分解することにより、血栓を溶解します。



以上より、正解は 3 です。