問97-33 解説





問33
L型 Ca2+ チャネルを遮断することにより冠動脈拡張作用を示すのはどれか。
1つ選べ。

 1 ニトログリセリン    2 ジピリダモール    3 アルプレノロール
 4 ジルチアゼム      5 硝酸イソソルビド



代表的な Ca2+ チャネル遮断薬は
◯◯ジピン(アムロジピン、シルニジピン等)、ジルチアゼムです。
血管平滑筋の膜電位依存型 L 型 Ca2+ チャネルを遮断することで、動脈を拡張します。
動脈が拡張することにより血圧が下がります。


よって、
正解は 4 です。



ちなみに、ニトログリセリン、硝酸イソソルビドは、硝酸薬です。
体内の NO 遊離を介して血管拡張を引き起こす薬です。
狭心症薬として用いられます。


ジピリダモールは、アデノシン増強薬です。
アデノシンの分解の抑制などを介して、冠動脈に存在する A2受容体へのアデノシン結合量を増加させ
冠血管拡張を引き起こし、それにより心筋への酸素供給量を増加させます。
狭心症薬として用いられます。


アルプレノロールは、β遮断薬です。狭心症薬です。