問98-186 解説



問186

副甲状腺機能亢進症に関する記述のうち、正しいのはどれか。
2つ選べ。

1 原発性は、骨形成の促進を伴う。
2 二次性は、高カルシウム血症を示す。
3 原発性及び二次性ともに、血清PTH(parathyroid hormone)高値を示す。
4 原発性は、副甲状腺がんに由来するものが多い。
5 維持透析下に発症した症例には、シナカルセト塩酸塩が有効である。





副甲状腺ホルモンは、骨吸収を促進するので、骨密度の低下を伴います。
骨形成の促進ではないので、選択肢 1 は誤りです。


二次性副甲状腺機能亢進症は、低 Ca 血症による副甲状腺の刺激が原因です。
よって、選択肢 2 は誤りです。


選択肢 3 はその通りの記述です。


原発性は、主に腺腫由来です。
腺腫とは、良性腫瘍ともよばれ、癌ではありません。
よって、選択肢 4 は誤りです。


選択肢 5 はその通りの記述です。



以上より、正解は 3,5 です。