問98-293 解説



問293

被験者をエントリーするにあたり、関節リウマチの診断を行うための自己抗体の測定を行うこととした。選択基準として用いるのに適切なのはどれか。
1つ選べ。

1 抗二本鎖 DNA 抗体陽性
2 抗 Sm 抗体陽性
3 抗リン脂質抗体陽性
4 抗環状シトルリン化ペプチド(CCP)抗体陽性
5 抗マイクロゾーム抗体陽性



リウマチ発症の検査として用いられるのは
抗CCP(cyclic citrullinated peptid:環状シトルリン化ペプチド)抗体です。
よって、正解は 4 です。


ちなみに、抗二本鎖DNA抗体は、主に全身性エリテマトーデスで検査されます。

抗Sm抗体は、主に全身性エリテマトーデスで検査されます。補助診断として用いられます。

抗リン脂質抗体は、抗リン脂質抗体症候群の検査に用いられます。陽性だからといって
症状(主なものとして、血栓症、不妊症など)が現れるとは限りません。

抗マイクロゾーム抗体は、バセドウ病や橋本病の検査に用いられます。