問98-305 解説



問305

1歳6ヶ月男児。身長80cm、体重10kg。
てんかんの治療のためにバルプロ酸ナトリウムを投与することになった。

この患児に、バルプロ酸ナトリウムシロップ5%が、前問で設定した1日投与量で
1日2回、30日分処方された。
調剤する際に、1回服用量が整数 mL になるように、単シロップを用いて最小限の
賦形を行うことにした。内容液剤容器の容量(mL)として、最も適切な容器を
1つ選べ。
ただし、内容液剤容器の選択は、薬剤の総量を超えた最小の容量のものを選択する。

1 60  2 100  3 200  4 300  5 500





前問において、1日投与量は、180 mg = 0.18 g です。
5 % シロップなので、1日量は x ml とすると
0.05 x = 0.18 なので
x = 3.6 (ml) です。

30日分なので、 3.6 × 30 = 108 ml
で、60 回分なので、 60 の倍数にするために
12 ml 単シロップを加えて賦形します。

すると 120 ml になるので
最小の容器は 選択肢の中では 200 ml です。

(コップに、 1 目盛り 2 ml としてとるのは難しいので
スポイトに印をつけてお渡しすることになると考えられます。)


以上より、正解は 3 です。