問15 マイコプラズマに関する記述のうち、正しいのはどれか。 1つ選べ。 1 一般細菌より大型である。 2 真核生物である。 3 増殖には生細胞への寄生が必要である。 4 細胞壁をもたない。 5 病原性は知られていない。 マイコプラズマは、細菌の一種です。 主に肺炎を引き起こします。 かなり小さな細菌です。 原核生物で、真核生物の細胞内に寄生します。 細胞外で、自己増殖可能です。増殖にはコレステロールなどが必要です。 特徴としては、細胞壁を持たないという特徴があります。 細胞壁を持たないため、細胞の形状が柔らかく変形します。 そのため、細胞壁を作用点とする抗菌薬、すなわちβ-ラクタム系の薬剤は意味がありません。 |