衛生 (薬学理論)


問121

ビタミンKに関する記述のうち、正しいのはどれか。
2つ選べ。

1 容易に胎盤を通過する。
2 ビタミンK依存性タンパク質のグルタミン酸残基をγ-カルボキシル化する酵素の活性発現に必要である。
3 プロトロンビンの発現を、主として転写レベルで制御している。
4 ワルファリンは、ビタミンK再生経路を活性化する。
5 オステオカルシンは、ビタミンK依存性タンパク質である。



正解 2,5
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正解の右側をドラッグして下さい。




問122

図に示したアミノ酸から、食品の腐敗に伴って生成する物質はどれか。
2つ選べ。


1 アグマチン
2 スカトール
3 カダベリン
4 トリプタミン
5 メチルメルカプタン



正解 2,4
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正解の右側をドラッグして下さい。




問123

食品に由来する発がん物質に関する記述のうち、正しいのはどれか。
2つ選べ。

1 亜硝酸と二級アミンからのニトロソアミンの生成は、pHが7付近で最も起こりやすい。
2 サイカシンは、体内でβ-グルコシダーゼによって代謝されたのちメチルカチオンを生じる。
3 ベンゾ[a]ピレンは、食品の焦げた部分などに含まれる多環芳香族炭化水素の一種である。
4 タンパク質を加熱したときに生成するGlu-P-1は、エポキシ体に代謝されて変異原性を示す。
5 ジャガイモを揚げたときなどに生成するアクリルアミドは、ヘテロサイクリックアミンの一種である。



正解 2,3
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問124

腸管出血性大腸菌に関する記述のうち、正しいのはどれか。
2つ選べ。

1 腸管出血性大腸菌による食中毒は、近年(2005~2010年)の発生件数が最も多い食中毒である。
2 感染後産生されるベロ毒素が、重篤な中毒症状を起こす。
3 二次感染を起こさない。
4 腸管出血性大腸菌感染症は、新興感染症の1つである。
5 腸管出血性大腸菌感染症は、感染症法(注)において、二類感染症に分類される。
(注:感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律)



正解 2,4
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問125

国勢調査に関する記述のうち、正しいのはどれか。
2つ選べ。

1 調査年の7月1日午前0時に国内に常住する者を対象とする。
2 人口静態統計である。
3 確定人口とは、大規模調査年の人口のことである。
4 結果は、生命表の作成に用いられる。
5 日本に住んでいる外国人は調査対象に含まれない。



正解 2,4
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問126

以下の疫学調査に関する記述のうち、正しいのはどれか。
2つ選べ。



1 患者発生地域と汚染地域が一致するために、カドミウムを原因とする仮説が立つ。
2 この調査は、介入研究である。
3 この調査は、症例対照研究である。
4 この調査では、交絡因子に関する情報は得られない。
5 この結果からオッズ比を求めることができる。



正解 1,4
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問127

「21世紀における国民健康づくり運動」(健康日本21)に関する記述のうち、正しいのはどれか。
2つ選べ。

1 健康を増進し、生活習慣病の発生を予防する「一次予防」に重点をおく。
2 運動の概念は、世界保健機関(WHO)がオタワ憲章で提唱したヘルスプロモーションと共通する。
3 平均寿命の延伸を目標に掲げている。
4 法的基盤は「高齢者の医療の確保に関する法律」である。



正解 1,2
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問128

ディフィシル菌(Clostridium difficile)による偽膜性大腸炎に関する記述のうち、正しいのはどれか。
2つ選べ。

1 本菌の不活化には、消毒用エタノールの使用が有効である。
2 糞口感染を含む接触感染により、院内感染が拡大しやすい。
3 抗菌薬の連続投与により、発症する場合がある。
4 発症を確認した場合、使用している抗菌薬の投与量を増やすことが望ましい。



正解 2,3
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問129

生活習慣病に関する記述のうち、正しいのはどれか。
2つ選べ。

1 精神疾患は、生活習慣病に含まれる。
2 虚血性心疾患は、我が国における心疾患による死亡の主な原因である。
3 喫煙は、歯周病のリスク要因とはならない。
4 肥満は、高血圧症のリスク要因である。
5 「日本人の食事摂取基準(2010年版)」における「推奨量」は、生活習慣病の一次予防を目的として設定された指標である。



正解 2,4
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問130

シトクロムP450に関する記述のうち、正しいのはどれか。
2つ選べ。

1 還元型が酸素分子と結合すると 450 nm に吸収極大を示す。
2 NADPH-シトクロムP450還元酵素を介して電子を受け取る。
3 活性中心にCu(II)を含有する。
4 スーパーオキシドアニオンを利用する。
5 還元反応を触媒することがある。



正解 2,5
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問131

代謝活性化に抱合反応が関与するのはどれか。
2つ選べ。





正解 3,4
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問132

メトヘモグロビン血症の原因となる化学物質はどれか。
2つ選べ。

1 アニリン
2 イソニアジド
3 ニトロベンゼン
4 ペニシリン
5 α-メチルドパ



正解 1,3
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問133

カドミウムに関する記述のうち、正しいのはどれか。
2つ選べ。

1 現在、我が国で収穫された米からカドミウムは検出されなくなっている。
2 ヒトにおけるカドミウムの消化管吸収率は、およそ90%である。
3 体内に吸収されたカドミウムは、メタロチオネインと結合することにより毒性が高まる。
4 カドミウムは、国際がん研究機関(IARC)において、ヒトに対する発がん性がある化学物質に分類されている。
5 カドミウムの主要な慢性毒性は、腎近位尿細管障害である。



正解 4,5
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問134

電離放射線の人体影響に関する記述のうち、正しいのはどれか。
2つ選べ。

1 影響は、確定的影響と確率的影響とに分けることができる。
2 確定的影響には、しきい値が存在しない。
3 等価線量は、人体への被曝線量を評価するために用いられる。
4 酸素効果とは、酸素の存在により放射線の影響が減弱されることである。
5 脂肪組織は、骨髄組織と同程度の感受性を示す。


正解 1,3
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問135

各項目で示した性質について、A欄の物質とB欄の物質を比較したとき
A欄の物質がより高いのはどれか。
2つ選べ。

1 項目:毒性(毒性等価係数)  A 3,3',4,4'-テトラクロロビフェニル  B 2,3,7,8-テトラクロロジベンゾ-p-ジオキシン
2 項目:急性毒性  A 亜ヒ酸  B ヒ酸
3 項目:対流圏における安定性  A CHClF2  B CClF2
4 項目:水圏における生分解性  A 直鎖型アルキルベンゼンスルホン酸  B 分岐鎖型アルキルベンゼンスルホン酸



正解 2,4
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問136

COD(化学的酸素要求量)の測定法に関する記述のうち、誤っているのはどれか。
2つ選べ。

1 COD 値は、測定法の違いによって異なる。
2 過マンガン酸は、二クロム酸より酸化力が強い。
3 二クロム酸法では、還流による加熱操作が必要である。
4 アルカリ性過マンガン酸法では、Cl- の妨害を防ぐためにAgNO3 を用いる。
5 酸性高温過マンガン酸法は、工場排水試験の JIS 法に用いられている。



正解 2,4
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問137

大気中窒素酸化物の定量法であるザルツマン法に関する記述のうち、正しいのはどれか。
2つ選べ。

1 ザルツマン法を用いた自動測定器による連続自動測定法は
環境基準の測定法として用いられている。
2 サーマルNOx とフューエルNOx を分別定量することができる。
3 酸化剤として硫酸酸性の過マンガン酸カリウム溶液が用いられる。
4 ザルツマン試薬は、NOとNO2 の両方と反応する。



正解 1,3
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問138

アスマン通風湿度計と乾カタ温度計を用いて、室温25℃の部屋における感覚
温度を測定するときの感覚温度の高低に関する記述のうち、正しいのはどれか。
2つ選べ。

1 同じ乾カタ温度計を用いるならば、そのアルコール柱が38℃から35℃に
降下する時間が長い方が、感覚温度は低い。
2 乾カタ温度計のアルコール柱が38℃から35℃に降下する時間が同じならば、
その温度計のカタ係数が大きい方が、感覚温度は低い。
3 気動が小さい方が、感覚温度は低い。
4 気湿が高い方が、感覚温度は低い。
5 アスマン通風湿度計の湿球示度が低い方が、感覚温度は低い。



正解 2,5
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問139

マニフェスト(産業廃棄物管理票)を発行しなければならない場合はどれか。
2つ選べ。

1 排出事業者が、自治体が指定した収集・運搬業者に事業系ゴミの収集を依頼する場合。
2 排出事業者が、産業廃棄物を自ら処理(自己処理)する場合。
3 処分業者が、中間処理したものをさらに最終処分業者に委託する場合。
4 排出事業者が、特別管理産業廃棄物の処理を他人に委託する場合。



正解 3,4
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問140

大気中の濃度について環境基準が定められている物質はどれか。
2つ選べ。

1 トルエン
2 ダイオキシン類
3 ホルムアルデヒド
4 光化学オキシダント
5 ジクロロプロパン




正解 2,4
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