問98-96 解説


問96

日本薬局方容量分析標準液、標準試薬、指示薬、滴定の種類の組み合わせとして
正しいのはどれか。
2つ選べ。

容量分析標準液:0.1mol/L エチレンジアミン四酢酸ニ水素ニナトリウム液
標準試薬:亜鉛
指示薬:エリオクロムブラックT・塩化ナトリウム指示薬
滴定の種類:キレート滴定

容量分析標準液:1mol/L 塩酸
標準試薬:炭酸水素ナトリウム
指示薬:メチルレッド試液
滴定の種類:中和滴定

容量分析標準液:0.1mol/L 過塩素酸
標準試薬:フタル酸水素カリウム
指示薬:クリスタルバイオレット試液
滴定の種類:非水滴定

容量分析標準液:0.1mol/L硝酸銀液
標準試薬:塩化ナトリウム
指示薬:フルオレセインナトリウム試液
滴定の種類:中和滴定





標準液とは、濃度が正確にわかっている溶液のことです。
滴定に用いられます。

標準試薬とは、純度などが明確にわかっており、濃度の基準に
することのできる試薬のことです。

指示薬とは、化学反応における重要なポイントを、色の変化や沈殿の生成などといった
直接目で見える変化でわかるようにするために加える試薬のことです。


選択肢 2 は、炭酸水素ナトリウムと塩酸の中和です。
pH ジャンプが大体3~5でおきます。

メチルレッドの指示領域は pH 4.4 ~ 6.2 なので
指示薬が不適切であると考えられます。
メチルオレンジ(3.1 ~ 4.4)ならば適切です。


選択肢 4 は、沈殿滴定です。
よって、中和滴定ではありません。


以上より、正解は 1,3 です。