問98-274 解説



問274

53歳男性。体重50kg。胃がんと診断され、テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤と
シスプラチンとの併用療法が施行されることになった。

この患者において、シスプラチンの点滴静注終了後の体内動態は
線形2コンパートメントモデルに従い、α相(分布相)の半減期は10分
β相(消失相)の半減期は42時間であった。片対数グラフに示す血清中濃度推移として
最も適切なのはどれか。
1つ選べ。




α相(分布相)における半減期が10分とあることから、1~3は、点滴静注終了後から
1時間程度までの部分が緩やかすぎるため、違います。

4と5を比較すると、β相の半減期は42時間とあるので
このグラフの横軸では半減期を1回も経過しないはずです。
よって、4が適切であると考えられます。


正解は 4 です。