問30 ムスカリン性アセチルコリン受容体遮断により 抗パーキンソン病作用を示すのはどれか。 1つ選べ。 1 アマンタジン 2 トリへキシフェニジル 3 セレギリン 4 エンタカポン 5 ブロモクリプチン アマンタジンは、ドパミン放出を促進することで作用し パーキンソン病の症状改善に用いられます。 又、A型インフルエンザ治療薬としても用いられます。 トリヘキシフェニジルは、抗コリン薬です。 ドパミン作動性神経と、コリン作動性神経のバランスを整えることで 抗パーキンソン病作用を示します。 セレギリンは、MAO-B阻害薬です。 ドパミン代謝酵素であるMAO-Bを阻害することにより作用し パーキンソン病の症状改善に用いられます。 エンタカポンは、COMT阻害薬です。 パーキンソン病治療薬であるレボドパと併用されます。 レボドパの抹消における代謝を阻害することで、中枢移行を助けることで 間接的な、パーキンソン病の症状改善に用いられます。 ブロモクリプチンは、麦角アルカロイドです。 ドパミン作動薬です。パーキンソン病治療薬として用いられます。 |