問98-26 解説



問26

インスリン受容体はどれに分類されるか。
1つ選べ。

1 Gq タンパク質共役型受容体
2 Gi タンパク質共役型受容体
3 イオンチャネル内蔵型受容体
4 酵素内蔵型受容体
5 核内受容体



インスリン受容体は、細胞表面に存在します。
ほとんどの細胞に発現していますが、その数は、組織により様々です。

インスリン受容体は4量体タンパク質です。
インスリンが受容体α-サブユニットに結合すると、膜貫通領域の構造が変化します。

すなわち
細胞内β-サブユニットにおけるチロシンキナーゼが活性化され、受容体の一部のチロシン残基をリン酸化します。

その結果
細胞内において、IRS(insulin receptor substrate)タンパクなどのチロシン残基がリン酸化され
それを認識する、SH2ドメインを持つPI-3キナーゼ等のタンパク質が結合し、情報伝達が様々な経路を通じて下流へと
伝わると考えられています。

その結果として
糖の取り込みの促進などが引き起こされます。

このような受容体は
酵素内蔵型受容体と呼ばれます。



以上より、正解は 4 です。









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