血管平滑筋のアドレナリン α1 受容体の選択的遮断により、降圧作用を示すのはどれか。 1 つ選べ。 1 べタキソロール 2 ロサルタン 3 フェントラミン 4 プラゾシン 5 クロニジン ベタキソロールは、β遮断薬です。 β1選択的遮断薬です。 心臓を休ませる作用があり、高血圧や狭心症などに用いられます。 ロサルタンは、ARBです。 降圧薬です。 フェントラミンは、α受容体拮抗薬です。 非選択的α遮断薬です。 褐色細胞腫の診断に用いられる薬です。 褐色細胞腫とは、副腎髄質などから発生する カテコラミン産生腫瘍です。 腫瘍細胞において、カテコラミンが過剰産生することで、各種の症状が発症します。 代表的な症状は、高血圧です。 プラゾシンは、α遮断薬です。 α1 受容体を選択的に遮断します。 降圧薬、及び前立腺肥大による排尿障害に用いられます。 クロニジンは、α2 刺激薬です。 ノルアドレナリンの分泌を抑制することで、降圧薬として作用します。 |