問98-246 解説



問246

47歳女性。眼科外来にて、以下の薬剤が処方された。

(処方1)
ラタノプロスト点眼液 0.005% (2.5mL/本) 1回1滴
1日1回 夕 左眼点眼 全1本

(処方2)
ブリンゾラミド懸濁性点眼液1% (5mL/本) 1回1滴
1日2回 朝夕 左眼点眼 全1本


処方1及び処方2で期待される薬理作用として、正しいのはどれか。
2つ選べ。

1 アドレナリンα1受容体を遮断して、ブドウ膜強膜流出経路からの眼房水の流出を促進する。
2 炭酸脱水酵素を阻害して、眼房水の産生を抑制する。
3 アドレナリンβ2受容体を遮断して、眼房水の産生を抑制する。
4 コリンエステラーゼを阻害して毛様体筋を収縮させ、シュレム管からの眼房水の流出を促進する。
5 プロスタグランジンF2α受容体を刺激して、ブドウ膜強膜流出経路からの眼房水の流出を促進する。






ラタノプロスト(キサラタン)は、プロスタグランジン関連薬です。
プロスタグランジンF2α受容体(FP受容体とも呼ばれます)を刺激して
ブドウ膜強膜流出経路からの眼房水の流出を促進し、眼圧を低下させます。

ブリンゾラミド(エイゾプト)は、炭酸脱水酵素阻害薬です。
眼房水の産生を抑制することにより、眼圧を低下させます。


以上より、正解は 2,5 です。