問98-249 解説



問249

70歳男性。泌尿器科外来にて、以下の薬剤が処方された。

(処方)
ハルナールOD 錠(注)  0.2mg  1回1錠 (1日1錠)
1日1回 朝食後 90日分
(注:タムスロシン塩酸塩の徐放性粒を含有する口腔内崩壊錠)

この処方薬について薬剤師が患者に説明すべき基本的注意のうち、適切でないはどれか。
1つ選べ。


1 めまい等が現れることがあるので高所作業
自動車運転等危険を伴う作業に従事する場合は注意してください。
2 起床時に血圧が上昇することがあるので、注意してください。
3 唾液又は水で服用してください。
4 かみ砕かずに服用してください。
5 寝たままの状態では、水なしで服用しないでください。







α1遮断薬は、血管平滑筋に作用して、降圧薬としての作用も示します。
よって、薬の服用に伴う副作用として、めまいやふらつきが知られています。

OD錠は、水なしでも、水で服用してもかまわない剤形です。
服用の仕方としては、舌の上にのせ唾液を湿潤させ、舌で軽くつぶし、崩壊後唾液のみで服用するか
水での服用を行います。
寝たままの状態では、水なしでは服用させないこととなっています。(誤嚥を防ぐため)

以上より、起床時に血圧が上がるわけではないので
適切でないのは、選択肢 2 です。



正解は 2 です。