問98-261 解説



問261

65歳女性。アレルギー疾患で初めて外来にかかり、以下の漢方薬が処方された。
お薬手帳を確認したところ他院の処方薬に併用注意の薬剤があり、医師に問合わせを行った。

(処方)
マオウ3.0g、 シャクヤク3.0g、 カンキョウ3.0g、 カンゾウ3.0g
ケイヒ3.0g、 サイシン3.0g、 ゴミシ3.0g、ハンゲ6.0g
以上を1日分1包とし、水約500mLを加えて、半量ぐらいまで煎じつめ、煎液を3回に分けて服用
1日3回 朝昼夕食後 14日分


前問の薬剤が併用注意となる理由として、最も留意すべきものはどれか。
1つ選べ。

1 カンゾウが併用薬のカリウム排泄作用を増強する。
2 カンゾウが併用薬のナトリウム再吸収作用を阻害する。
3 カンゾウが併用薬のシクロオキシゲナーゼ阻害作用を抑制する。
4 マオウが併用薬のベンゾジアゼピン受容体への親和性を増大させる。
5 マオウが併用薬の胃内 pH 上昇作用を阻害する。



小青竜湯に含まれているカンゾウは、偽アルドステロン症をおこすことがあります。
アルドステロンは、カリウムの排泄を促すホルモンです。
よって、正解は 1 です。