問98-265 解説



問265

55歳男性。体重60kg。クレアチニンクリアランス40mL/min。
ヘルペス脳炎のため、以下の処方が出された。

(処方)
点滴静注
アシクロビル点滴静注用(250mg/バイアル 3本) 600mg
生理食塩水 250mL
1日3回 1時間以上かけて投与
7日間連日実施

医療スタッフに対する薬剤の情報提供として、適切でないのはどれか。
1つ選べ。

1 アナフィラキシーショックが現れる場合がある。
2 減量や投与間隔の延長を考慮する必要はない。
3 意識障害(昏睡)、せん妄などの精神神経症状が現れる場合がある。
4 汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少、播種性血管内凝固症候群が現れる場合がある。
5 HSVの増殖を抑制するため、速やかに投与を開始することが重要である。



クレアチニンクリアランスが 40mL/min とかなり低いことに加え
アシクロビルは、腎障害のある患者や、腎機能の低下している患者には
副作用があらわれやすいため、特にクレアチニンクリアランスによる用法の目安が
設定されている薬剤です。

よって、選択肢 2 は誤りです。
その他の選択肢は、その通りの記述です。


正解は 2 です。