問100-292 解説





問292 - 293 
2歳女児。体重10kg。
1 日数回の
全身強直間代性けいれんを発現し
オクローヌスてんかんと診断され
バルプロ酸ナトリウムシロップの投与が
開始された。

投与開始 3 ヶ月頃
呼びかけに反応しないなどの意識障害が
頻固に見られたため入院加療となり
バルプロ酸の血漿中トラフ濃度と
血漿アンモニア窒素値が測定された。


問292 (実務)
バルプロ酸の血漿中トラフ濃度は
60 μg / mL であった。

測定結果の判断として、
適切なのはどれか。1つ選べ。

1 有効安全濃度域下限の約 1/10 であった。
2 有効安全濃度域下限の約 1/5 であった。
3 有効安全濃度域内にある。
4 有効安全濃度域上限の約 5 倍であった。
5 有効安全濃度域上限の約 10 倍であった。



バルプロ酸の治療域の血中濃度は
てんかん治療ガイドライン 2010 によれば
50 ~ 100 μg/mL です。

従って、有効安全濃度域内 にある
と考えられます。


よって、正解は 3 です。