100-181~195 解説一覧


問181 
ぜん息患者が重積発作を起こし
チアノーゼの所見を認めた。
本症例のチアノーゼに関する記述のうち
誤っているのはどれか。1 つ選べ。

1 口唇粘膜が青紫色に変化している。

2 動脈血酸素分圧の低下を示している。

3 貧血がある場合に発現しやすい。

4 指の皮膚温の低下は見られない。

5 血中メトヘモグロビン量が増加している。



チアノーゼとは
血中還元ヘモグロビン
(=酸素と結合していないヘモグロビン)増加
により身体表面が紫色になる状態です。
血中酸素濃度が低下しています。
心疾患などが原因です。

以下、各選択肢を検討します。



選択肢 1 は
正しい選択肢です。


少し補足しますと
チアノーゼは
大きく中心性と末梢性 に分類されます。

末梢性チアノーゼの主な原因は
心疾患を背景とした、末梢の血液循環不良や
寒冷による、末梢の血液循環不良です。

本問では、ぜん息発作に伴うものなので
中心性チアノーゼと考えられます。

中心性チアノーゼの特徴は
唇や皮膚や粘膜が紫色を示すこと 及び
皮膚温の低下は見られない ということです。



選択肢 2 は
正しい選択肢です。



選択肢 3 ですが
貧血である場合
ヘモグロビンの絶対量が少ないと考えられます。

一方、チアノーゼにおいて
身体表面が紫色に見えるのは
還元ヘモグロビンの量が多いからです。

ヘモグロビンの絶対量が
少ない状態(=貧血)であれば
身体表面が紫色に見える程度に
還元ヘモグロビンの量が多くなることは
なかなかない、ということになります。


よって、選択肢 3 は誤りです。



選択肢 4 は、正しい選択肢です。




選択肢 5 は、正しい選択肢です。

ちなみにメトヘモグロビンとは
赤血球内のヘモグロビン中の鉄イオンが
3 価の鉄イオンになったものです。
酸素結合・運搬ができないヘモグロビンです。



以上より、正解は 3 です。



問182 
58歳男性。既往歴なし。
息切れ、胸痛等の自覚症状はなかったが
健康診断の胸部レントゲン検査で
心拡大を指摘されたため、近医を受診した。

心臓超音波検査で壁厚の異常は見られなかったが
心内腔が拡大し、全周性に壁運動が低下していた。

血圧138/82mmHg、脈拍数72/分、心電図上異常なし。
腎機能、肝機能異常なし。
血漿BNP 値は78pg/mL で軽度上昇していた。

本症例に対する第一選択薬として
薬剤師が推奨すべき薬物はどれか。 2 つ選べ。

1 アミオダロン塩酸塩
2 ドブタミン塩酸塩
3 エナラプリルマレイン酸塩
4 ピモべンダン
5 ビソプロロールフマル酸塩



本症例の男性は
慢性心不全疑い、少し高血圧気味です。
これをふまえ、各選択肢を検討します。



選択肢 1 ですが
アミオダロンは、抗不整脈薬です。
(重度に対して用いることが多い)

本症例に推奨すべきではないと考えられます。



選択肢 2 ですが
ドブタミンは、β 刺激薬です。
疲れている心臓を、余計に疲れさせてしまう薬剤です。

本症例に推奨すべきではないと考えられます。



選択肢 3 は、正しい選択肢です。
エナラプリルマレイン酸は、ACE 阻害薬です。
慢性心不全(軽症~中程度)に用いられる
第一選択薬の一つです。



選択肢 4 ですが
ピモベンダンは強心薬です。
慢性心不全ガイドラインによれば
無症候性の段階では、推奨すべきではないと考えられます。



選択肢 5 は、正しい選択肢です。
ビソプロロールは、β 遮断薬です。
慢性心不全ガイドラインによれば
無症候の段階から使用されることが推奨されています。



以上より、正解は 3,5 です。




問183 
悪性リンパ腫に関する記述のうち
正しいのはどれか。2 つ選べ。

1 通常、リンパ節腫大は見られない。

2 骨髄造血幹細胞が腫瘍化したものである。

3 B細胞性では
CHOP 療法と CD20 に対する抗体療法の併用が有効である。

4 胃に限局した病変では
ヘリコバクター・ピロリ感染の検査が必要である。

5 T細胞に由来するものはない。



選択肢 1 ですが
悪性リンパ腫の症状として
リンパ節の多い、首、脇の下などに
痛みを伴わないしこりが触れるというものがあります。
リンパ節腫大が見られない、というわけではありません。


よって、選択肢 1 は誤りです。



選択肢 2 ですが
悪性リンパ腫とは、B 細胞や T 細胞が
がん化する疾患です。

ちなみに、造血幹細胞レベルでの腫瘍化は
骨髄増殖性腫瘍と総称されます。
この中には、慢性骨髄性白血病などが含まれます。


よって、選択肢 2 は誤りです。



選択肢 3,4 は、正しい記述です。



選択肢 5 ですが
T 細胞に由来するものもあります。


よって、選択肢 5 は誤りです。



以上より、正解は 3,4 です。




問184 
C 型慢性肝炎の治療に関する記述のうち
正しいのはどれか。2 つ選べ。

1 インターフェロン α、β、γ の
いずれも治療に用いられる。

2 ウイルスのジェノタイプにより
インターフェロン治療の有効性が異なる。

3 エンテカビル水和物の併用により
インターフェロン治療の有効性が向上する。

4 リバビリンは、単独治療で用いられる。

5 テラプレビルは、CYP3A 阻害作用を有する。



選択肢 1 ですが
C 型慢性肝炎治療に利用されるのは
インターフェロン(IFN) α、β 型です。

インターフェロンγ は
腎がんの治療などに用いられます。


よって、選択肢 1 は誤りです。



選択肢 2 は、正しい選択肢です。



選択肢 3 ですが
エンテカビルは、B 型肝炎治療薬です。
C 型 慢性肝炎治療に関する記述として
不適切です。


よって、選択肢 3 は誤りです。



選択肢 4 ですが
リバビリンは、IFN との併用により用いられます。
単独治療では、用いられません。


よって、選択肢 4 は誤りです。



選択肢 5 は、正しい選択肢です。



以上より、正解は 2,5 です。




問185 
60歳男性、身長172cm、体重72kg。
10年前に2型糖尿病と診断され
経口血糖降下薬を内服していた。

血圧136/86mmHg、脈拍70/分。
血清カリウム値4.2mEq/L、血清クレアチニン値0.7mg/dL
空腹時血糖値126mg/dL、HbA1c7.4%(JDS)
血清総タンパク7.4g/dL、血清アルブミン4.0g/dL。
尿中アルブミン値(クレアチニン補正) 
1回目120mg/g、2回目80mg/g
(基準値30mg/g 未満)。

この症例に関する記述のうち
正しいのはどれか。1 つ選べ。

1 糖尿病の治療を行っても
腎機能の障害は改善しない。

2 降圧目標は140/90mmHg であり
本症例では達成されている。

3 尿細管障害がアルブミン尿の原因である。

4 タンパク尿のため、浮腫が出現している。

5 レニン-アンギオテンシン系の
活性を低下させることにより
腎障害の進行を抑制できる。



選択肢 1 ですが
治療により、元の正常な状態に
回復させる事は困難です。
しかし、腎機能改善を図ることは可能です。
「機能の障害を改善しない」は、言い過ぎです。


よって、選択肢 1 は誤りです。



選択肢 2 ですが
糖尿病を合併した高血圧の降圧目標は
130/80 未満です。

いわゆる厳格管理が推奨されています。
国際的には、管理の緩和の流れにありますが
脳卒中発生率が高い等の日本の特徴をふまえての
目標設定となっています。(100 回国試時点。)


よって、選択肢 2 は誤りです。



選択肢 3 ですが
尿中アルブミンの原因は
糸球体内圧上昇や、糸球体毛細血管の内皮障害などです。
尿細管障害では、ありません。


よって、選択肢 3 は誤りです。



選択肢 4 ですが
本問の症例に関する情報からは、浮腫が出現しているかどうか
読み取ることはできず、誤りであると考えられます。

具体的には
血清アルブミンもそれほど低くなっておらず
(基準値の目安 4.0 ~ 5.0。浮腫は 2.5 以下が目安。)
総タンパク質もそれほど低くなっていない
(基準値の目安 6.5 ~ 8.0。浮腫は、6.0 以下。)
ことから判断できると思われます。


よって、選択肢 4 は誤りです。



選択肢 5 は、正しい選択肢です。



以上より、正解は 5 です。




問186 
急性糸球体腎炎に関する記述のうち
正しいのはどれか。 2 つ選べ。

1 Ⅳ型アレルギーにより発症する。

2 B群溶血性連鎖球菌感染が、主な発症原因である。

3 糸球体濾過値の低下が見られる。

4 血尿を認める。

5 ループ利尿薬は禁忌である。



選択肢 1 ですが
急性糸球体腎炎は
抗原抗体反応(アレルギーⅢ型)によって
発症します。
Ⅳ型では、ありません。


よって、選択肢 1 は誤りです。



選択肢 2 ですが
急性糸球体腎炎は、大多数が
A 群 β 溶血性レンサ球菌感染に続発します。

ちなみに、B 群溶血性レンサ球菌は
敗血症などの起因菌として知られています。


よって、選択肢 2 は誤りです。



選択肢 3,4 は、正しい記述です。



選択肢 5 ですが
浮腫などに対して、ループ利尿薬が用いられます。
禁忌では、ありません。


よって、選択肢 5 は誤りです。



以上より、正解は 3,4 です。



問187 
間質性肺炎に関する記述のうち
正しいのはどれか。2つ選べ。

1 肺胞隔壁を主な病変部位とする炎症性疾患である。

2 特発性と2次性に分類され
シアル化糖鎖抗原KL-6上昇は
特発性に特徴的である。

3 肺がんなどの放射線治療に合併することがある。

4 関節リウマチでは、ほとんどの患者で合併する。

5 特発性では、湿性咳が主な症状である。



選択肢 1 は、正しい選択肢です。



選択肢 2 ですが
間質性肺炎の原因は多岐にわたります。

原因不明な特発性間質性肺炎 と
原因の明らかな続発性間質性肺炎に分類されます。

間質性肺炎では
KL-6 が上昇することが知られています。
特発性に特徴的というわけではありません。


よって、選択肢 2 は誤りです。



選択肢 3 は、正しい選択肢です。



選択肢 4 ですが
関節リウマチの合併症として代表的なものは
骨粗しょう症や貧血などがあります。

間質性肺炎も合併症として見られることがありますが
ほとんどの患者というほどでは、ありません。


よって、選択肢 4 は誤りです。


選択肢 5 ですが
間質性肺炎の特徴は、乾性の咳です。
湿性の咳ではありません。


よって、選択肢 5 は誤りです。



以上より、正解は 1,3 です。




問188 
原発性甲状腺機能低下症の
臨床所見はどれか。2つ選べ。

1 うつ状態
2 体重減少
3 血中甲状腺刺激ホルモン濃度低下
4 血清総コレステロール値上昇
5 動悸



甲状腺機能が低下する、というのは
体全体を車にたとえ、エンジンで動いている とした時
オイルが不足して、エンジンがうまく動かなくなる
イメージです。


症状としては、気力の低下、代謝減少に伴う
むくみや体重増加、皮膚乾燥、毛髪減少 などの
症状が表れます。


ちなみに、甲状腺ホルモンは
コレステロール合成や、排泄を担っており

甲状腺機能が低下した時は
特に胆汁中へのコレステロール排泄能が
下がることにより、血中コレステロール上昇が
見られます。


以上より、正解は 1,4 です。



ちなみに、選択肢 2,3,5 の症状は
甲状腺機能が亢進した時の症状です。




問189 
高尿酸血症及び痛風に関する記述のうち
正しいのはどれか。2つ選べ。

1 高尿酸血症の病型としては
尿酸産生亢進型が多い。

2 食事療法として、プリン体の摂取を制限する。

3 痛風関節炎の極期には
コルヒチンが最も有効である。

4 尿路結石の予防のため、尿のアルカリ化を行う。

5 痛風発作時には、ただちに尿酸降下薬を用いる。



選択肢 1 ですが
高尿酸血症の病型は
尿酸産生過剰型、尿酸排泄低下型、混合型 などに分類されます。
この中で、多数を占めるのは尿酸排泄低下型です。
尿酸産生過剰型では、ありません。


よって、選択肢 1 は誤りです。



選択肢 2 は、その通りの記述です。
プリン体を多く含む食品としては
レバー、カニ味噌、ウニなどがあります。



選択肢 3 ですが
極期に有効なのは、NSAIDs です。
ちなみに、コルヒチンは、前兆期に用います。


よって、選択肢 3 は誤りです。



選択肢 4 は、正しい記述です。



選択肢 5 ですが
発作中に尿酸降下薬を用いると
関節炎が悪化、長期化することがよくあります。

急激に血清尿酸値が下がることで
関節内の尿酸結晶が、関節腔内にはがれおちやすく
なるためではないかと考えられています。

そのため、痛風発作が消失して 2週間程度様子を見て
少量投与から尿酸降下薬を開始します。



よって、選択肢 5 は誤りです。



以上より、正解は 2,4 です。




問190 
22歳女性。
5日前、晴天の日に友人とハイキングに行った後
39~ 40℃の発熱と関節痛が出現した。

2日前より顔面に蝶形紅斑を認めた。
医師により全身性エリテマトーデスを強く疑われた。
この疾患に特徴的な症状及び臨床検査所見は
どれか。 2 つ選べ。

1 末梢血好中球数が増加する。

2 関節の変形を示す。

3 日光過敏症状を示す。

4 抗dsDNA 抗体が上昇する。

5 抗内因子抗体が上昇する。



選択肢 1 ですが
全身性エリテマトーデスでは、汎血球減少が見られます。
末梢血好中球数も、減少します。増加では、ありません。


よって、選択肢 1 は誤りです。



選択肢 2 ですが
全身性エリテマトーデスにおいて、関節炎は
よく見られる症状です。
そして、その特徴は、一般には非破壊性関節炎であり
関節変形や強直はない、ということです。
(ただし、変形を示すケースも見られます。)


よって、選択肢 2 は、適切ではないと考えられます。



選択肢 3,4 は、正しい記述です。


選択肢 5 ですが
抗内因子抗体は、悪性貧血において陽性になります。
全身性エリテマトーデスにおいて
特徴的な所見では、ありません。


よって、選択肢 5 は誤りです。



以上より、正解は 3,4 です。




問191 
白内障とその治療に関する記述のうち
誤っているのはどれか。 1 つ選べ。

1 白内障は
眼球内の水晶体が混濁した状態をいう。

2 後天性白内障の一因に
副腎皮質ステロイド薬の副作用がある。

3 混濁した水晶体を
薬物療法で再び透明にすることは困難である。

4 白内障の初期に
毛様体細胞の膨化が認められる。

5 ピレノキシン点眼剤が、治療に用いられる。


選択肢 1 ~ 3 は、正しい選択肢です。



選択肢 4 ですが
白内障の進行に伴い、水晶体の膨化が
見られることがありますが
毛様体細胞の膨化は、見られません。


よって、選択肢 4 は誤りです。



選択肢 5 は、正しい選択肢です。
ピレノキシンは、商品名がカタリン、カリーユニです。



以上より、正解は 4 です。





問192は、不適切問題とされ解なし。
解説もなし。



問193 
試験期間12ヶ月の臨床試験に参加した
5名の被験者の経過が、以下のようになった。

1名が2ヶ月後に死亡
1名が4ヶ月後に追跡不能となり打ち切り
1名が6ヶ月後に追跡不能となり打ち切り
1名が8ヶ月後に死亡
1名が12ヶ月後の試験終了時まで生存

カプラン-マイヤー法を用いて表した生存曲線として
正しいのはどれか。1つ選べ。



2ヶ月時点で、リスクが 1/5 です。
つまり、生存率は、 1 - 1/5 = 4/5 = 0.8 です。
(この時点で、選択肢 1 は誤りです。)


4,6ヶ月時点での打ち切りケースについては
以降からは、被験者として除外します。


8ヶ月時点で、まず、残っている被験者は
死亡した人、及び、打ち切りケースを除外するため
2人です。

そして、そのうちの1人が死亡したのだから
8ヶ月時点でのリスクは 1/2 = 0.5  となります。


すると、8ヶ月時点での生存率は
0.8 × 0.5 = 0.4 です。



以上より、正解は 2 です。



ちなみに、打ち切りケースがあったことは
選択肢 2 の図中にある、小さな縦線で表現されます。
これをひげと呼ぶこともあります。




問194 
骨粗鬆症治療薬である
新薬Aの評価を行うため文献を収集した。

椎体骨折予防効果を既存薬 Y と比較した
無作為化二重盲検比較試験のデータが得られ
新薬Aによる予防効果が
大きいことが示されていた(図)。

この結果から得られる新薬Aの
治療必要数(NNT)が25であるとき
図の(ア) に入る数値として適切なのはどれか。1 つ選べ。


1 5
2 10
3 15
4 20
5 25



NNT は
絶対リスク減少の逆数です。



選択肢 1 が正解だとすると
(ア)が 5 なので
推体骨折のリスクが 新薬投与群では
5/500 = 1/100 となります。

一方、既存薬群では
30/500 = 6/100 となります。
(もう少し約分できますが、新薬投与群と
分母を揃えています。)

リスクの差は
6/100 - 1/100 = 5/100 = 1/20
です。

従って、逆数をとると、NNT は 20 です。
25 ではないため、選択肢 1 は誤りです。



以下、同様に選択肢を検討すると
選択肢 2 が正解です。

(ア)が 10 とすると
新薬投与群において、推体骨折のリスクは
10/500 = 2/100 となります。

既存薬とのリスクの差は
6/100 - 2/100 = 4/100 = 1/25 です。
従って、逆数をとると、NNT は 25 となります。



以上より、正解は 2 です。




問195 
20 名の被験者において
CYP2D6 の遺伝子型を解析したところ
以下の結果が得られた。



この被験者集団における
CYP2D6 遺伝子の*10 アレルの頻度として
正しいのはどれか。1つ選べ。

なお、アレルの頻度とは
ある集団で、該当する遺伝子配座において
そのアレルが占める割合のことをいう。

1 15% 
2 40% 
3 50% 
4 60% 
5 65%


被験者 20 名のうち、*10 を両方持つのが
3 人であると、表から読み取ることができます。


選択肢 1 が正解であるとすると
父から 15 % 、母から 15 % の確率で 
*10 を受け継ぐはずなので

両方持つ確率は
0.15 × 0.15 = 0.0225 となります。

20 (人) × 0.0225 = 0.45 なので
1 人いるかいないか、ということになります。
実際には、3 人いるので、これは少なすぎです。


よって、選択肢 1 は誤りです。



以下、同様に検討すると
選択肢 2 が正解です。


選択肢 2 が正解であるとすると
父から 40 % 、母から 40 % の確率で 
*10 を受け継ぐはずなので

両方を持つ確率は
0.4 × 0.4 = 0.16 となります。

20 (人) × 0.16 = 3.2 なので
3 人は、妥当と考えられます。



ちなみに
選択肢 3 が正解とすると
計算の結果は、5 人となり、3 人という結果が
少なすぎると考えられます。

ましてや、それ以上の確率である選択肢 4,5 は
よりいっそうありえないということになります。



以上より、正解は 2 です。





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