問101 有機化合物 1~5 が それぞれ 100mg 溶解している ジエチルエーテル(エーテル)溶液 100mL について エーテルと同体積の各水溶液を用いて 分液ロートによる以下の抽出操作を行った。 主としてエーテル層Aに合まれる有機化合物はどれか。 1つ選べ。 正解 5 ※白黒反転で、解答番号が見えます。 正解の右側をドラッグして下さい。 問102 化合物Aのヒドロホウ素化-酸化反応の 主生成物 B として正しいのはどれか。 1つ選べ。 ただし ラセミ体が生成する場合は 片方の鏡像異性体のみを示してある。 正解 1 ※白黒反転で、解答番号が見えます。 正解の右側をドラッグして下さい。 問103 カルボニル化合物 A を アルケン C に変換するのに 必要な試薬 B はどれか。 1つ選べ。 正解 5 ※白黒反転で、解答番号が見えます。 正解の右側をドラッグして下さい。 問104 電子移動を示す矢印(細い矢印) で記した機構が主となって 実際に進行し生成物が得られる反応はどれか。 1つ選べ。 正解 3 ※白黒反転で、解答番号が見えます。 正解の右側をドラッグして下さい。 問105 次の医薬品のうち 医薬品そのもの、または代謝物が 標的酵素の活性部位と 共有結合を形成するのはどれか。 2つ選べ。 正解 3,5 ※白黒反転で、解答番号が見えます。 正解の右側をドラッグして下さい。 問106 カンデサルタンシレキセチルに関する 記述のうち誤っているのはどれか。 2つ選べ。 1 べンゾイミダゾール骨格をもつ。 2 テトラゾリル基は カルボキシ基の生物学的等価体とみなされる。 3 シレキセチルはステムである。 4 経口投与後生じる活性代謝物 (カンデサルタン)には 不斉炭素原子が存在しない。 5 ビフェニル基は親水性を示す。 正解 3,5 ※白黒反転で、解答番号が見えます。 正解の右側をドラッグして下さい。 問107 インドメタシンは フィッシャー(Fischer)のインドール合成によって 得ることができる。 このインドール合成に 用いられる化合物はどれか。 2つ選べ 正解 1,6 ※白黒反転で、解答番号が見えます。 正解の右側をドラッグして下さい。 問108 合成したインドメタシンの構造解析を 1H-NMR (400 MHz、CDCl3、基準物質はTMS) によって行った。 図Aは、1H-NMR スペクトルである。 なお、ア~ウ及びキのシグナルは 一重線である。 構造解析結果に関する記述のうち 正しいのはどれか。2つ選べ。 なお、カルボキシ基の水素のシグナルは 図 A 中では観測されていない。 1 基準物質として用いられるTMSは トリメチルシランである。 2 インドール環2位のメチル基のシグナルは 図 A のアである。 3 インドール環4位の水素のシグナルは 図 A のカである。 4 CDCl3の重水素のシグナルは 図 A のキである。 5 図 A のオのシグナルと クのシグナルは互いにカップリングしている。 正解 2,3 ※白黒反転で、解答番号が見えます。 正解の右側をドラッグして下さい。 問109 写真 A ~ E に示した生薬に関する記述のうち 誤っているのはどれか。 2 つ選べ。 1 Aの基原植物は ホンアンズ、アンズで 鎮咳薬として利用される。 2 Bの基原植物は カラスビシャクで 鎮吐薬、去疾薬として利用される。 3 Cの基原植物は カギカズラで 鎮痛薬、鎮痙薬として利用される。 4 Dの基原植物は ボタンで 鎮痛薬、鎮痙薬として利用される。 5 Eの基原植物は クマコケモモで 尿路殺菌薬として利用される。 正解 4,5 ※白黒反転で、解答番号が見えます。 正解の右側をドラッグして下さい。 間110 構造式AとBで示される タンニンに関する記述として正しいのはどれか。 2つ選べ。 1 化合物 A 及び B は 塩化鉄(III)試液で呈色する。 2 化合物 A は シキミ酸と酢酸ーマロン酸の 複合経路で生合成される。 3 化合物 A に合まれる糖は Dーマンノースである。 4 化合物 B は 加水分解型タンニンである。 5 化合物 B は 1ーブタノール中で塩酸と加熱すると 赤色を呈する。 正解 1,5 ※白黒反転で、解答番号が見えます。 正解の右側をドラッグして下さい。 |