問100-97 解説





問97
誘導結合プラズマ(ICP)
発光分光分析法及び
原子吸光光度法に関する記述のうち
正しいのはどれか。
2 つ選べ。

1 ICP 発光分光分析法では
試料原子が
基底状態から励起状態に遷移する際の
光を観測する。

2 IC P発光分光分析法では
高周波誘導結合法により得られた
アルゴンプラズマ中に
試料を導入する。

3 原子吸光光度法の光源には
中空陰極ランプが用いられる。

4 原子吸光光度法で
測定する原子スペクトルは
連続スペクトルである。

5 原子吸光光度法において
銀イオンは冷蒸気方式により
原子化される。



選択肢 1 ですが
観測する発光は
励起状態から、基底状態に戻る時の発光です。
基底状態から、励起状態に遷移する際では
ありません。


よって、選択肢 1 は誤りです。



選択肢 2,3 は、正しい選択肢です。



選択肢 4 ですが
原子吸光光度法では
測定するスペクトルは
線スペクトルです。
連続スペクトルでは、ありません。


よって、選択肢 4 は誤りです。



選択肢 5 ですが
冷蒸気方式により原子化されるのは
水銀イオンです。
銀イオンでは、ありません。


よって、選択肢 5 は誤りです。



以上より、正解は 2,3 です。