問100-51 解説





問51 粉体の流動性を表す指標として
最も適切なのはどれか。
1つ選べ。


1 真密度
2 安息角
3 比表面積
4 形状係数
5 接触角


選択肢 1 ですが
真密度とは、密度を求める際の体積として
『まさにその固体自身が占める体積のみ』を
用いて計算する密度です。

粉体を、容器に入れると
隙間ができるのですが
この隙間を体積として認めない ということです。

流動性を表す指標としては
適切では、ありません。


選択肢 2 は、正しい記述です。

ちなみに安息角とは
粉体を静かに落下させた時に
円すい形に堆積した時の
円すいの母線と、水平面のなす角です。

流動性、つまりさらさらしている度合いで
こんもり積もるか、ぺしゃっと積もるかが変わるので
安息角もそれに伴い変化します。



選択肢 3 ですが
比表面積とは
単位質量あたりの表面積、又は
単位体積あたりの表面積です。

流動性を表す指標としては
適切では、ありません。


選択肢 4 ですが
形状係数とは、粒子の形を円や球などと比べた時
どれくらい複雑かを表す指標のことです。

流動性を表す指標としては
適切では、ありません。


選択肢 5 ですが
接触角とは、下図のθのことです。
地面のように表されているのが、粉末のイメージです。
ぺしゃっと乗っているのは、液体のイメージです。

粉末の上に、液体を垂らした時に
液体がどのくらい広がるか(ぬれ具合)を表す指標です。



流動性を表す指標としては
適切では、ありません。



以上より、正解は 2 です。




(界面の性質)