問100-54 解説





問54 以下の添加剤のうち、崩壊剤として
用いられるのはどれか。
1つ選べ。


1 カルメロースカルシウム
2 ヒプロメロースフタル酸エステル
3 乳酸・グリコール酸共重合体
4 エチルセルロース
5 ステアリン酸マグネシウム



選択肢 1 は、正しい記述です。


選択肢 2 ですが
ヒプロメロースフタル酸エステルは
代表的なコーティング剤です。

胃酸で溶けない錠剤を作る
といった目的で用いられます。
崩壊剤としては、用いられません。


よって、選択肢 2 は誤りです。



選択肢 3 ですが
乳酸・グリコール酸共重合体は
皮下注入型の放出制御製剤において
薬剤の分散に用いられます。
崩壊剤としては、用いられません。


よって、選択肢 3 は誤りです。


選択肢 4 ですが
エチルセルロースは
徐放性コーティングに用いられます。
崩壊剤としては、用いられません。


よって、選択肢 4 は誤りです。



選択肢 5 ですが
ステアリン酸マグネシウムは
代表的な滑沢剤です。
粉をさらさらにするために添加されます。
崩壊剤としては、用いられません。


よって、選択肢 5 は誤りです。



以上より、正解は 1 です。





参考)
製剤学まとめました
1-3 3) (製剤分野で汎用される高分子の物性
2-1 7) (代表的な製剤添加物の種類と性質)
3-2 2) (代表的な放出制御型製剤)
3-2 4) (徐放性製剤に用いられる製剤材料の種類と性質)