問101-120 解説





問120 
Ⅰ型アレルギーに関する記述のうち
正しいのはどれか。2つ選べ。

1 Ⅰ型アレルギーの原因となる IgE は
主としてヘルパー T 細胞により産生される。

2 Ⅰ型アレルギーでは、ヒスタミンが 
B 細胞の顆粒から放出される。

3 アレルゲンに対して産生された IgE は
肥満細胞上の特異的受容体と結合する。

4 ウルシによる接触性皮膚炎は
Ⅰ型アレルギーに分類される。

5 花粉、ダニ、ハウスダストなどが
抗原となって IgE が産生され感作された
状態では、同じ抗原が再度侵入した時に
Ⅰ型アレルギーの症状があらわれる。



選択肢 1 ですが
IgE は、主として B 細胞から分化した
形質細胞により産生されます。
ヘルパー T 細胞では、ありません。

よって、選択肢 1 は誤りです。


選択肢 2 ですが
ヒスタミンを放出する顆粒というのは
マスト細胞(肥満細胞)内の顆粒です。
B 細胞内の顆粒では、ありません。

よって、選択肢 2 は誤りです。


選択肢 3 は、正しい選択肢です。


選択肢 4 ですが
ウルシは、接触後
2日後ぐらいして、かぶれてきます。
遅延型アレルギー
(Ⅳ型アレルギー)の一種です。

Ⅰ型アレルギー
(即時型アレルギー)ではありません。

よって、選択肢 4 は誤りです。


選択肢 5 は、正しい選択肢です。



以上より、正解は 3,5 です。