問101-329 解説


問329 
72歳男性。
薬局に以下の処方箋を持参した。
検査値を見せてもらうと血清カリウム値が
基準値の上限を超えていた。

(処方1)
ランソプラゾール
口腔内崩壊錠30mg 
1回1錠(1日1錠)

スピロノラクトン錠50mg
 1回1錠(1日1錠)

アムロジピン錠5mg
 1回1錠(1日1錠)

1日1回朝食後14日分


(処方2)
ピタバスタチンCa錠1mg 
1回1錠(1日1錠)

1日1回夕食後14日分


(処方3)
メトプロロール酒石酸塩錠20mg 
1回1錠(1日3錠)

1日3回朝昼夕食後14日分


薬剤師が処方医に
疑義照会すべき医薬品はどれか。1 つ選べ。

1 ランソプラゾール口腔内崩壊錠
2 スピロノラクトン錠
3 アムロジピン錠
4 ピタバスタチンCa錠
5 メトプロロール酒石酸塩錠


高 K で、K 保持性利尿薬である
スピロノラクトンは疑義照会です。
高 K 血症を
悪化させるおそれがあるためです。

正解は 2 です。


その他の薬について簡単に
以下、補足します。

選択肢 1 のランソプラゾールは
PPI です。

アムロジピンは、Ca 拮抗薬です。

ピタバスタチンカルシウムは、スタチンです。

メトプロロールは
β1 遮断薬です。



以降は雑感。
試験的には不要。

本患者に関しては
かなり降圧薬多め。
厳格な血圧コントロール中。
72 歳という歳から CKD とか・・・?
(だったら、腎保護期待して
ARB、ACE i での降圧でもよかったのでは。。)

心臓に負担をかけないように感がある。
カリウム値が高い→腎機能が低下してきた?

カリウムに関しては
インスタントコーヒーや
果物などの摂取を控えるといった
生活習慣での工夫も重要。

などを頭に浮かべつつ
少しでも適切な薬物治療へと貢献できるような
服薬指導を目指して
投薬へと向かうのかなと思います。

以上、雑感。